TAG : サスペンス


55 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ジェイムズ・デラーギー​
早川書房 2019-12-19​
自己評価:

ヒッチハイク中に薬を呑まされ誘拐・監禁されたというふたりの話はそっくり同じだった。どちらがシリアル・キラーなのか? チャンドラーは大事件になる可能性を考え本部のミッチに連絡せざるをえなくなる。現在は上司という立場のミッチはチャンドラーの幼馴染で同僚だった。チャンドラーの脳裏には10年前にミッチと共に行方不明者を捜索したときの記憶が蘇る。​
サイコセラピスト (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
アレックス・マイクリーディーズ
早川書房 2019-9-5
自己評価:

抑圧的な父親のもとで育ち、苦しんだセオ。自分と似た境遇の人々を救いたいと願う彼は心理療法士になった。順調にキャリアを重ねるうち、彼はずっと気になっていた6年前の殺人事件の犯人――夫を射殺した画家――を収容する施設の求人広告を目にする。事件以降ずっと沈黙している彼女の口を開かせることができるのは、僕しかいない。そう思ったセオは、彼女の担当に志願するが……。巧みなプロットと戦慄のラストに圧倒される傑作ミステリ。
ミレニアム 6 上: 死すべき女
ミレニアム 6 下: 死すべき女
ダヴィド・ラーゲルクランツ
早川書房 2019-12-4
自己評価:

双子の妹にして宿敵カミラとの対決の後、ドラゴン・タトゥーの女リスベット・サランデルは完全に姿を消していた。だが、ミカエルには彼女を再び探す理由が!……。リスベットを待ち受ける、人生最大にして最悪の試練! 世界を揺るがせた六部作、ここに終幕!
カッティング・エッジ
ジェフリー・ディーヴァー
文藝春秋 2019-10-10
自己評価:

ダイヤモンド店で3人の男女が無惨に殺害された。被害者は婚約指輪を受けとりにきたカップルとダイヤ加工職人。現場からはダイヤモンドも持ち去られていた。ダイヤモンドをめぐる連続殺人は、やがて、ニューヨークを揺るがす大犯罪へとつながってゆく。名探偵VS完全犯罪計画の醍醐味を徹底追求した原点回帰の第14作。
  • 第十位『週刊文春ミステリーベスト10』(2019)
イヴリン嬢は七回殺される
スチュアート・タートン
文藝春秋 2019-8-9
自己評価:

仮面舞踏会の夜、令嬢イヴリンは死んだ。おまえが真犯人を見つけるまで、彼女は何度も殺される──記憶を失ってブラックヒース館にたどいついた私に仮面の人物はそうささやいた。謎多き客、16年前の殺人、真犯人を追うライバル、そして私をつけ狙う人物…。英国調の正統派ミステリの舞台に、タイムループと人格転移という要素を組み込んだ驚異の超絶SF本格ミステリ。
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2019)
  • 第二位『本格ミステリ・ベスト10』(2020)
  • 第四位『このミステリーがすごい!』(2020)
  • 第八位『ミステリが読みたい!』(2020)
わが母なるロージー (文春文庫)
ピエール・ルメートル
文藝春秋 2019-9-3
自己評価:

パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は、青年の真の狙いは他にあるとにらむが…。『その女アレックス』のカミーユ警部が一度だけの帰還を果たす。残酷にして意外、壮絶にして美しき終幕まで一気読み必至。
  • 第八位『週刊文春ミステリーベスト10』(2019)

ケイトが恐れるすべて (創元推理文庫)
ピーター・スワンソン
創元推理文庫 2019-7-30
自己評価:

ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住まいを交換し、半年間ボストンで暮らすことにする。だが到着の翌日に、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や住人の話では、彼女とコービンは恋人同士だが、まわりに秘密にしていたという。そしてコービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか? 第二部で真相が明かされた瞬間に第一部を思い返し、驚きで戦慄する――。
  • 第三位『週刊文春ミステリーベスト10』(2019)
  • 第七位『ミステリが読みたい!』(2020)
これよりさき怪物領域 (ハヤカワ・ミステリ 1259)
マーガレット・ミラー
早川書房 1976-1
自己評価:

若い農園主ロバートは突然姿を消した。警官は食堂で夥しい量の血痕を見つけ、翌朝には10人のメキシコ人労働者がいなくなっていた。彼らが、金目当てにロバートを殺したに違いない。ロバートの妻デヴォンをはじめ、誰もが彼の死を覚悟していたが、ロバートの母アグネスだけは、息子の死を絶対に認めようとしなかった。単純な殺人の底に隠された恐るべき事件の全体像。心理的サスペンスの第一人者ミラーによるアメリカ探偵作家クラブ賞候補作。
刑罰
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元者 2019-6-12
自己評価:

ダイバースーツを着て浴室で死んでいた男。裁判で証人の抱える孤独に同情してしまった参審員。人身売買で起訴された犯罪組織のボスを弁護する新人弁護士。高級ホテルの部屋で麻薬常習者になったエリート男性。――実際の事件に材を得て、法律で裁けない罪をめぐる犯罪者や弁護士たちの素顔を、切なくも鮮やかに描きだす珠玉の短篇集。
  • 第六位『週刊文春ミステリーベスト10』(2019)
ねじれた家 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティー
早川書房 2004-6-14
自己評価:

ねじれた家に住む心のねじれた老人が毒殺された。根性の曲がった家族と巨額の財産を遺して。状況は内部の者の犯行を示唆し、若い後妻、金に窮していた長男などが互いに疑心暗鬼の目を向け合う。そんな中、恐るべき第二の事件が…。マザー・グースを巧みに組み入れ、独特の不気味さを醸し出す女史十八番の童謡殺人。
座席ナンバー7Aの恐怖
セバスチャン・フィツェック
文藝春秋 2019-3-8
自己評価:

旅客機に乗り込んだ飛行機恐怖症の精神科医クリューガー。彼を見舞ったのは想像を絶する悪夢だった。誘拐された娘を救いたければ、この飛行機を墜落させろ。それが犯人の要求だった。恐怖と苦悩にさいなまれるクリューガー。乗客乗員と娘の命を守るには、着陸までに無数の謎を解明しなくてはならない。ドイツでベストセラーを記録したタイムリミット航空サスペンス。
ノースライト
横山 秀夫
新潮社 2019-2-22
自己評価:

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた「タウトの椅子」を除けば…。このY邸でいったい何が起きたのか?
  • 第一位『週刊文春ミステリーベスト10』(2019)
  • 第二位『ミステリが読みたい!』(2020)
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2020)
心霊電流 上
心霊電流 下
スティーヴン・キング
文藝春秋 2019-1-30
自己評価:

6歳の僕の前にあらわれたジェイコブス師は、神を呪う説教を執り行ったのち、町から出て行った。しかしその後も僕は、あの牧師と何度も再会することになる。彼は会うたびごとに名前を変え、「聖なる電気」なるものを操る教祖にのぼりつめる。キングが怪奇小説の巨匠たちに捧げた慟哭と狂気と恐怖の物語。
炎の色 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
炎の色 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ピエール・ルメートル
早川書房  2018-11-20
自己評価:

1927年2月、パリ。一大帝国を築いた実業家の葬儀が進む中、故人の孫が落ちる。長女マドレーヌは亡父の地位と財産を相続したものの、息子の看護に追われる日々を送る。そのあいだに、彼女を陥れる陰謀が着々と進んでいた。ヨーロッパでファシズムが台頭しつつある1930年代、新たな戦争の影がしのびよるパリでくりひろげられる、息もつかせぬ復讐譚。

ブラック・スクリーム
ジェフリー・ディーヴァー
文藝春秋 2018-10-19
自己評価:

ニューヨークで起こった誘拐事件の犯人、自称“作曲家”が国外に逃亡。名探偵ライムと刑事アメリア、介護士のトムの3人はあとを追ってナポリに渡り、現地の警察と共同で捜査を開始する。ニューヨークの白人とナポリの難民。被害者をつなぐものは何か? 〈漆黒の絶叫〉に駆りたてられる〈コンポーザー〉の目的は? アメリカ総領事館から持ち込まれた留学生の暴行事件も調査することになったライムは、想像を絶する真相を探り当てることに……。
  • 第十位『週刊文春ミステリーベスト10』(2018)
沈黙のパレード
東野 圭吾
文藝春秋 2018-10-11
自己評価:

突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。
  • 第四位『このミステリーがすごい!』(2019)
  • 第十位『本格ミステリ・ベスト10』(2019)
任務の終わり 上
任務の終わり 下
スティーヴン・キング
文藝春秋 2018-9-21
自己評価:

6年前に暴走車を駆って大量殺人を犯したブレイディは、脳神経科クリニックに入院していた。だが、その周囲で怪事が発生する。唯一の手がかりは携帯ゲーム機〈ザピット〉。すでに製造中止となったマシンが事件の現場で見つかっていた。メルセデス・キラーが何かを画策している。だが病室を出ることもできない彼に、いったい何ができるというのか。 主治医や病院職員らの奇怪な行動の目的は。キングにしか書けない最強のミステリー、完結。
真夜中の太陽 (ハヤカワ・ミステリ)
ジョー・ネスボ
早川書房 2018-08-07
自己評価:

「隠れ場所にはうってつけだろう」――大金と銃を持ったその男がやってきたのは、少数民族サーミ人が住まうノルウェーの北部。男はウルフと名乗って素性を隠すも、教会の堂守のサーミ人母子としだいに心を通わせていくことになる。最果ての白夜のなかで狩猟者としての日々を過ごす男。自分もまた狩りたてられた獲物であることに、いつか訪れるだろう終わりにおびえながら。
弁護士アイゼンベルク
アンドレアス・フェーア
東京創元社 2018-04-28
自己評価:

女性刑事弁護士アイゼンベルクは、ホームレスの少女から、殺害容疑で逮捕された友人男性の弁護を依頼される。驚いたことに彼は元恋人だった。物理学教授がなぜホームレスになり殺人の被疑者に? 二転三転する事態と熾烈な裁判の果てに明らかになる、あまりに意外な真実。一気読み必至、ドイツ推理作家協会賞受賞作家が贈る傑作エンターテインメント。

乗客ナンバー23の消失
セバスチャン・フィツェック
文藝春秋 2018-03-28
自己評価:

乗客の失踪が相次ぐ大西洋横断客船“海のスルタン”号。消えた妻子の行方を追うべく乗船した敏腕捜査官の前に現れる謎、謎、謎。錯綜する謎を解かないかぎり、ニューヨーク到着まで逃げ場はない。無数の謎をちりばめて、ドイツ屈指のベストセラー作家が驀進させる閉鎖空間サスペンス。
  • 第三位『このミステリーがすごい!』(2019)
  • 第三位『週刊文春ミステリーベスト10』(2018)
  • 第七位『このミステリーがすごい!』(2019)
償いは、今
アラフェア・バーク
早川書房 2018-04-18
自己評価:

ニューヨークで3人が射殺される事件が発生。弁護士のオリヴィアは、容疑者が元婚約者であることを知って愕然とする。彼はあまりに不利な立場だった。現場にいたばかりか、被害者のひとりは、3年前に彼の妻が射殺された事件と深い関係があったのだ。果たして偶然か、復讐か? 予測不能の展開で突き進む衝撃作。

そしてミランダを殺す
ピーター・スワンソン
東京創元社 2018-02-21
自己評価:

空港のバーでテッドは見知らぬ美女リリーに出会う。酔った彼は、妻ミランダの浮気を知ったことを話し「妻を殺したい」と言ってしまう。リリーはミランダは殺されて当然だと断言し、協力を申し出る。だが決行の日が近づいたとき予想外の事件が起こる。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の策略と攻防を描く傑作ミステリ。
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2019)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2018)
オリジン 上
オリジン 下
ダン・ブラウン
KADOKAWA 2018-02-28
自己評価:

宗教象徴学者ラングドンは、スペインを訪れていた。元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす映像を発表するというのだ。カーシュが登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。暗殺は宗教界によるものか? スペイン王宮の差し金か? 誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る。
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 上
ミレニアム5 復讐の炎を吐く女 下
ダヴィド・ラーゲルクランツ
早川書房 2017-12-19
自己評価:

2カ月の懲役刑を受けたリスベットは最高の警備を誇る女子刑務所に収容されるが、そこではギャングの一員である囚人ベニートが、美貌の女囚ファリアに暴行を加えていた。見過ごすことのできない彼女は、囚人はおろか看守までも支配するベニートとの対決を決意する。さらにリスベットは、元後見人のパルムグレンとの面会で、“レジストリー"なる機関の存在に気づき、自らの子供時代に大きな秘密が潜んでいることを知った。ミカエルはリスベットから突然、レオ・マンヘイメルという人物の調査を依頼される。この男は何者なのか? そして、刑務所の外では、思いもよらぬ痛ましい殺人事件が起きた。
キリング・ゲーム (文春文庫)
ジャック・カーリイ
文藝春秋 2017-10-06
自己評価:

連続殺人の被害者の共通点は何か。過去の経験から「動機なき無差別殺人」などないと信じるカーソンだったが、突破口は一向に見えない。一方、殺人犯は微細な証拠も残さぬように細心の注意を払って殺人を遂行していた。ルーマニアで心理実験の実験台になった犯人の心の闇に大胆な罠を仕込んだシリーズ屈指の驚愕作。
  • 第六位『本格ミステリ・ベスト10』(2018)
罪責の神々 リンカーン弁護士(上) (講談社文庫)
罪責の神々 リンカーン弁護士(下) (講談社文庫)
マイクル・コナリー
講談社 2017-10-13
自己評価:

売春婦殺害容疑で逮捕されたポン引き、ラコースから弁護依頼を受けるが、被害者は何度も窮地を救ったことのある、かつての依頼人グロリアだった。彼女が名前を変え、ロスに戻り、娼婦に復帰し、殺されていたとは驚きだった。事件を独自に調査したハラーは勝利を確信し、ラコースの弁護を引き受けることにした。
スティール・キス
ジェフリー・ディーヴァー
文藝春秋 2017-10-30
自己評価:

殺人犯を追跡中の刑事アメリアの目前で、エスカレーターが通行人を巻き込んだ。救助活動もむなしく男は死亡、殺人犯も逃走してしまった。ある事件をキッカケにライムが警察の顧問を退いた今、アメリアは単身、捜査を続けるほかなかった。一方ライムは、エスカレーター事故の遺族から民事訴訟のために調査を依頼される。ライムの弟子として働き始めたジュリエットを交え、調査が開始される。なぜエスカレーターは不具合を起こしたのか?

ファインダーズ・キーパーズ 上
ファインダーズ・キーパーズ 下
スティーヴン・キング
文藝春秋 2017-09-29
自己評価:

少年ピートが見つけたトランクには、大金と隠棲する作家の幻の原稿が入っていた。家族のためにピートはお金を役立てようと決めたが、それは出所したばかりの強盗の盗んだものだった。やがて、退職刑事ホッジズのもとに「兄ピートの様子がおかしい」という少女の相談が持ち込まれる。家族を思う少年と、未発表原稿に執着する犯罪者、2人の軌跡が交差する時が迫る…。
この世の春 上
この世の春 下
宮部 みゆき
新潮社 2017-08-31
自己評価:

時は宝永七年(1710年)江戸時代半ば。下野北見藩二万石に政変が起きる。若き六代藩主・北見若狭守重興が病重篤につき隠居するが、真相は主君押込(家の存続のため、行跡の悪い主君を強制的に監禁すること)であり、原因は重興の心の病だという。目鼻を持たぬ仮面に怯える青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。
  • 第九位『週刊文春ミステリーベスト10』(2017)
湖畔荘〈上〉
湖畔荘〈下〉
ケイト・モートン
東京創元社 2017-08-31
自己評価:

ロンドン警視庁の女性刑事が問題を起こして謹慎処分となった。ロンドンを離れ祖父の家で過ごすうちに、打ち捨てられた屋敷・湖畔荘を偶然発見し、70年前にそこで赤ん坊が消える事件があったことを知る。興味を抱いた刑事は謎に満ちたこの事件を調べ、赤ん坊の姉であるミステリ作家・アリスに連絡をとる。最後の最後で読者を驚かすのは、偶然か、必然か?
  • 第二位『ミステリが読みたい!』(2018)
  • 第三位『週刊文春ミステリーベスト10』(2017)
  • 第四位『このミステリーがすごい!』(2018)
  • 第五位『本格ミステリ・ベスト10』(2018)

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