TAG : 独ミステリ

テロ
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2016-07-11
自己評価:

2013年7月26日、ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か? 犯罪者か? 結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護人の最終弁論ののちに、有罪と無罪、ふたとおりの判決が用意された衝撃の法廷劇。どちらの判決を下すかは、読んだあなたの決断次第。
月の夜は暗く
アンドレアス・グルーバー
東京創元社 2016-02-22
自己評価:

母が誘拐され殺された。遺体は大聖堂のパイプオルガンの演奏台にくくりつけられ、脇にはインクのバケツ。口にはホース、その先には漏斗が。容疑者にされた父の疑いを晴らすべく、ミュンヘン市警の捜査官ザビーネは腕利き変人分析官と犯人を追う。浮かんできたのは、別々の都市の聖堂で、同様に奇妙な殺され方をした女性たちの事件だった。『夏を殺す少女』の著者が童謡殺人に挑む。
人形遣い (事件分析官アーベル&クリスト)
ライナー・レフラー
東京創元社 2015-10-30
自己評価:

解体され、内臓を抜かれた死体……解体屋事件と呼ばれる連続殺人事件の犯人は「人形遣い」と名乗る人間だった。遺体の声を聞くという独特なプロファイリング手法で数々の事件を解決してきた分析官は、死体から何を聞き出すのか? ドイツミステリ界の大型新人登場。
カールの降誕祭
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2015-11-12
自己評価:

日本人女性に恋をしたパン職人が、“まともなパン屋”でなくなってしまった理由とは(「パン屋の主人」)。規律を守り、公明正大だった裁判官に退職後おとずれた、すさまじく数奇な人生の結末(「ザイボルト」)。十世紀から続く貴族トーアベルク家。クリスマスの帰省中に息子が起こした哀しい惨劇(「カールの降誕祭」)
4488276075悪女は自殺しない
ネレ・ノイハウス
東京創元社 2015-06-12
自己評価:

警察署に復帰した刑事ピアを、自殺に偽装された女性死体が待ち受けていた。実際は薬物による毒殺で、夫の獣医や彼の働く馬専門動物病院の共同経営者たちが疑われる。だが刑事オリヴァーが指揮を執る捜査班が探るうち、隠された数々の事件が繋がりはじめ…。“ドイツミステリの女王”の人気に火をつけたシリーズ第一弾。
ゲルマニア
ハラルト・ギルバース
集英社 2015-06-25
自己評価:

1944年ベルリン。ユダヤ人の元敏腕刑事オッペンハイマーは突然ナチス親衛隊に連行され、女性の猟奇殺人事件の捜査を命じられる。断れば即ち死、事件を解決したとしても命の保証はない。これは賭けだ。彼は決意を胸に、捜査へ乗り出した…。連日の空襲、ナチの恐怖政治。すべてが異常なこの街で、オッペンハイマーは生き延びる道を見つけられるのか?
  • 第九位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
禁忌
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2015-01-10
自己評価:

ドイツ名家の御曹司ゼバスティアンは、文字に色を感じる共感覚の持ち主。写真家として大成功をおさめるが、女性を誘拐したとして緊急逮捕される。捜査官に強要され殺害を自供し、殺人容疑で起訴されたゼバスティアンを弁護するため、敏腕弁護士ビーグラーが法廷に立つ。はたして、彼は有罪か無罪か。刑事事件専門の弁護士として活躍する著者が暴きだした、芸術と人間の本質、そして法律の陥穽。
  • 第十位『ミステリが読みたい!』(2016)
  • 第十位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
黒のクイーン
アンドレアス・グルーバー
東京創元社 2014-01-29
自己評価:

保険調査専門探偵ホガートは顧客からある依頼を受けた。プラハの展覧会に貸し出した絵画が焼失し、調査に派遣した調査員が行方不明になった件を調べてほしいというのだ。プラハに飛んだホガートは、死体の首と手を切りおとしビロードにくるむ、猟奇連続殺人事件に巻きこまれる。
羽男
マックス・ベントー
角川書店 2013-11-22
自己評価:

ベルリン刑事局の警部トローヤンは異常な殺人現場にいた。全裸で発見された女性。その髪は刈られ、えぐられた腹の中に無惨な小鳥の死骸が置かれている。それは不気味な連続猟奇殺人事件の幕開けだった。捜査は暗礁に乗りあげ、トローヤンは思いを寄せるサイコセラピストのヤーナに事件のことを相談する。緊迫のサスペンス・スリラー。
消滅した国の刑事
ヴォルフラム・フライシュハウアー
東京創元社 2013-06-21
自己評価:

山羊の頭がつけられた異様な死体。旧東独出身の老刑事がさまざまな葛藤を抱えつつ、二転三転する事件に挑む。ドイツを代表する実力派ミステリ作家が突きつける驚愕の真相とは。
白雪姫には死んでもらう
ネレ・ノイハウス
東京創元社 2013-05-30
自己評価:

空軍基地跡地の燃料貯蔵槽から人骨が発見された。検死の結果、11年前の連続少女殺害事件の被害者だと判明。折しも、犯人として逮捕された男が刑期を終え、故郷に戻っていた。彼は冤罪だと主張していたが村人たちに受け入れられず、暴力をふるわれ、母親まで歩道橋から突き落とされてしまう。捜査にあたる刑事オリヴァーとピア。人間のおぞましさと魅力を描いた衝撃の警察小説。
コリーニ事件
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2013-04-11
自己評価:

2001年5月、ベルリン。67歳のイタリア人、コリーニが殺人容疑で逮捕された。新米弁護士のライネンは気軽に国選弁護人を買ってでてしまう。だが、コリーニはどうしても殺害動機を話そうとしない。さらにライネンは被害者が少年時代の親友の祖父であることを知り…。コリーニを凶行に駆りたてた秘めた想い。そして、ドイツで本当にあった驚くべき“法律の落とし穴”とは。刑事事件専門の著名な弁護士が研ぎ澄まされた筆で描く、圧巻の法廷劇。
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2013)
  • 第八位『ミステリが読みたい!』(2014)
夏を殺す少女
アンドレアス・グルーバー
東京創元社 2013-02-21
自己評価:

地位も名誉もある男たちの事故死。病院に入院している少女の不審死。オーストリアの弁護士とドイツの刑事、ふたつの軌跡がであうとき、事件はそのおそるべき真の姿を現す。ドイツでセンセーションを巻き起こした、衝撃作登場。
44882580344488258042濡れた魚 上
濡れた魚 下
フォルカー・クッチャー
東京創元社 2012-08-25
自己評価:

1929年、春のベルリン。風紀課にくすぶるラート警部が挑む奇怪な殺人事件、壮大な陰謀、二重三重の罠。いま最注目のドイツ・ミステリが遂に生んだ大河警察小説シリーズ第1弾。
4488276059深い疵
ネレ・ノイハウス
東京創元社 2012-06-21
自己評価:

殺害されたユダヤ人は、実はナチスの武装親衛隊員だった。そして第二、第三の殺人が発生。被害者の過去を探り、犯罪に及んだのは何者なのか。不可解な連続殺人事件に刑事オリバー&ピアが挑む。ドイツでシリーズ累計150万部突破、弩級の傑作。
4488013449罪悪
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2012-02-18
自己評価:普通

ふるさと祭りの最中に突発する、ブラスバンドの男たちによる集団暴行事件。猟奇殺人をもくろむ男を襲う突然の不運。何不自由ない暮らしを送る主婦が続ける窃盗事件。麻薬密売容疑で逮捕された孤独な老人が隠す真犯人。―─弁護士の「私」は、さまざまな罪のかたちを静かに語り出す。

  • 第九位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
  • 第十位『ミステリが読みたい!』(2013)
4150018502謝罪代行社
ゾラン・ドヴェンカー
早川書房 2011-08-25
自己評価:残念

クリスら四人の若い男女は、依頼人に代わって謝罪する仕事を始めた。ある日、彼らの一人が指定の場所に行くと、壁に磔にされた女性の死体が。やがてさらに不可解な事件が起き、彼らを悲劇が襲う。ひたすら車を走らせる「わたし」とは誰か。女性を殺した「おまえ」の正体は。謎めいた行動をする「彼」とは。さまざまな仕掛けを施して描く、驚愕のドイツ推理作家協会賞受賞作。
4488013368犯罪
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2011-06-11
自己評価:傑作

弁護士の「私」が遭遇した11の異様な“犯罪”。高名な刑事事件弁護士である著者が現実の事件に材を得て、異様な罪を犯した人間たちの哀しさ、愛おしさを鮮やかに描きあげた珠玉の連作短篇集。

  • 第二位『ミステリが読みたい!』(2012)
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2012)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2011)
476013557Xサイコブレイカー
セバスチャン・フィツェック
柏書房 2009-07-06
自己評価

犯行は、クリスマスイブの前夜に再開された。現場はベルリン郊外の精神病院。若く美しい精神科医が何者かに襲われ、サイコブレイカーの被害者に似た状態で発見されたのだ。その数週間前から、若い女性の精神だけを次々と破壊する事件が勃発、その犯人は“サイコブレイカー”と呼ばれ、住民に恐れられていた。猛吹雪で閉じ込められた職員と患者たち。彼らは団結して身を守ろうとするが、一人、また一人と姿を消していく。しかし、この事件そのものが、実はある心理学実験のためのカルテに書かれた物語なのだ──。
4150411921415041193X黒のトイフェル 上
黒のトイフェル 下
フランク・シェッツング
早川書房 2009-02-06
評価

1260年9月ドイツ、ケルン。新たな大聖堂を建築中のこの都市で、大がかりな陰謀が密かに進められていた。そんな折り、こそ泥のヤコプは、大聖堂の足場から建築監督が突き落とされるのを目撃する。彼は友人のティルマンと娼婦のマリアに事件を話すが、やがて二人は不気味な殺し屋に殺害される。ヤコプは自分の命が狙われていることを知り身を潜めようとするが、殺し屋はついに彼に襲いかかった―。

415041170041504117194150411727深海のYrr 上
深海のYrr 中
深海のYrr 下

フランク・シェッツング
早川書房 2008-04
自己評価
  • 第五位『ミステリが読みたい!』(2009)
  • 第九位『週刊文春ミステリーベスト10』(2008)

ノルウェー海で発見された無数の異様な生物。海洋生物学者ヨハンソンの努力で、その生物が海底で新燃料メタンハイドレートの層を掘り続けていることが判明した。カナダ西岸ではタグボートやホエールウォッチングの船をクジラやオルカの群れが襲い、生物学者アナワクが調査を始める。さらに世界各地で猛毒のクラゲが出現、海難事故が続発し、フランスではロブスターに潜む病原体が猛威を振るう。母なる海に何が起きたのか?
4760132651ラジオ・キラー
セバスチャン・フィツェック
柏書房 2007-12-21
評価

その日が、彼女の人生最期の日となるはずだった。ベルリン警察のベテラン交渉人イーラの心には、長女ザラの自死が耐え難くのしかかっていたのだ。しかし、自分の意に反して、ラジオ局で起こった、人質立てこもり事件現場へと連れ出されてしまう。犯人の要求は、死んだはずの婚約者を連れてくるという、本来不可能なものだった。犯人ヤンとの交渉を始めたイーラは、自分と家族の知られたくない過去をも、公共電波で明らかにせざるを得なくなっていく。そして事件は、国際犯罪組織までも巻き込んだ思いも寄らぬ展開へと、なだれ込んでいくのだった…。
4760131671治療島
セバスチャン・フィツェック
柏書房 2007-06-21
評価

著名な精神科医ヴィクトルの愛娘ヨゼフィーネが、目の前から姿を消した。4年後、小さな島の別荘に引きこもっていた彼のもとへ、アンナと名乗る謎の女性が訪ねてくる。自らを統合失調症だと言い、治療を求めて妄想を語り始めるアンナ。それは、娘によく似た少女が、親の前から姿を隠す物語だった。ドイツで発売なるや、たちまち大ベストセラーとなった、スピード感あふれるネオ・サイコスリラー登場。
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