TAG : 社会派

監禁面接
ピエール・ルメートル
文藝春秋 2018-08-30
自己評価:

失業4年目、57歳のアランは一流企業の最終試験に残るが、その内容は異様なものだった。就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよというのだ。他の就職希望者とともに、アランは重役室を襲撃する。だが、ここまでで物語はまだ3分の1。知的たくらみとブラックな世界観で贈るノンストップ再就職サスペンス。
死体は嘘をつかない (全米トップ検死医が語る死と真実)
ヴィンセント・ディ・マイオ/ ロン・フランセル
東京創元社 2018-01-31
自己評価:

白人男性による黒人少年射殺は殺人か、正当防衛か? 男児3人は悪魔崇拝者に殺されたのか? オバマ前大統領が声明を出すほどに全米を揺るがした大事件や、悪魔崇拝者の残酷な殺人と思われた事件。その真実を、全米トップ検死医が法医学的に鮮やかに解き明かす。
花殺し月の殺人――インディアン連続怪死事件とFBIの誕生
デイヴィッド・グラン
早川書房 2018-05-17
自己評価:

1920年代、アメリカ南部オクラホマ州。先住民オセージ族が「花殺しの月の頃」と呼ぶ5月のある夜に起きた2件の殺人。それは、オセージ族とその関係者20数人が、相次いで不審死を遂げる連続殺人事件の幕開けだった。私立探偵や地元当局が解決に手をこまねくなか、のちのFBI長官フーヴァーは、特別捜査官トム・ホワイトに捜査させるが、解明は困難を極める。石油利権と人種差別が複雑に絡みあう大がかりな陰謀の真相は? 主要メディアで絶賛された犯罪ノンフィクション。
ピラミッド
ヘニング・マンケル
東京創元社 2018-04-21
自己評価:

北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルが生んだ名物刑事、クルト・ヴァランダー。そんな彼が初めて登場したのは『殺人者の顔』だが、本書はヴァランダーがまだ20代でマルメ署にいた頃の「ナイフの一突き」「裂け目」から、イースタ署に移ったばかりの頃に遭遇した事件「海辺の男」「写真家の死」を経て、『殺人者の顔』直前のエピソード「ピラミッド」に至る5つの短編を収録。若き日のヴァランダーの成長を描いた贅沢な短編集。
ダ・フォース 上
ダ・フォース 下
ドン・ウィンズロウ
ハーパーコリンズ・ ジャパン 2018-03-26
自己評価:

マンハッタン・ノース特捜部、“ダ・フォース”を率いるデニー・マローンは刑事の王だ。だが、麻薬組織の手入れの際に行ったある行動をきっかけに、彼の人生は転落の道をたどり始める。仲間内に衝撃と疑心暗鬼が広がる一方、複雑に絡み合う悪に追いつめられていく刑事マローン。哀哭の街で男たちを待ち受ける結末とは? 圧倒的熱量を放つ渾身の警察小説。
湖の男
アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社 2017-09-21
自己評価:

干上がった湖の底で発見された白骨。頭蓋骨には穴があき、壊れたソ連製の盗聴器が体に結びつけられている。エーレンデュルらは、丹念な調査の末、ひとつの失踪事件に行き当たった。農機具のセールスマンが、婚約者を残し消息を絶ったのだ。男は偽名を使っていた。男は何者で、何故消されたのか? 過去に遡るエーレンデュルの捜査が浮かびあがらせたのは、時代に翻弄された哀しい人々の真実だった。北欧ミステリの巨人渾身の大作。
  • 第六位『ミステリが読みたい!』(2018)
  • 第七位『週刊文春ミステリーベスト10』(2017)
希望荘
宮部 みゆき
小学館 2016-06-20
自己評価:

家族と仕事を失った杉村三郎は、私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父が生前に残した殺人の告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。果たして父は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた。(表題作「希望荘」)。私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む。
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第九位『このミステリーがすごい!』(2017)
熊と踊れ(上)
熊と踊れ(下)
アンデシュ・ルースルンド
ステファン・トゥンベリ
早川書房 2016-09-08
自己評価:

崩壊した家庭で育ったレオら三人兄弟は、大量の銃器を入手し銀行強盗を計画をする。大胆な犯行で警察を翻弄し、次々と銀行を襲撃していく彼らの暴力性は、少年時代に父から学んだものだった。かつて彼らに何がおこったのか。実際の事件をモデルにした最高熱度の北欧ミステリ。
  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第一位『このミステリーがすごい!』(2017)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
去就: 隠蔽捜査6
今野 敏
新潮社 2016-07-29
自己評価:

大森署管内で女性の連れ去り事件、さらに殺人が勃発。ストーカーによる犯行が濃厚になる中、捜査の過程で署長・竜崎は新任の上役と対立する。家庭でも娘にストーカー騒動が発生。予想不能の事態が公私に続発して…不穏な緊張感漂う最新長篇。

テロ
フェルディナント・フォン・シーラッハ
東京創元社 2016-07-11
自己評価:

2013年7月26日、ドイツ上空で旅客機がハイジャックされた。テロリストがサッカースタジアムに旅客機を墜落させ、7万人の観客を殺害しようと目論んだのだ。しかし緊急発進した空軍少佐が独断で旅客機を撃墜する。乗客164人を殺して7万人を救った彼は英雄か? 犯罪者か? 結論は一般人が審議に参加する参審裁判所に委ねられた。検察官の論告、弁護人の最終弁論ののちに、有罪と無罪、ふたとおりの判決が用意された衝撃の法廷劇。どちらの判決を下すかは、読んだあなたの決断次第。
背信の都 上
背信の都 下
ジェイムズ・エルロイ
文藝春秋 2016-05-28
自己評価:

真珠湾攻撃前夜、LAで日系人一家が惨殺された。彼らはスパイだったのか。人種偏見が渦巻く中、鑑識官アシダ・ヒデオは単身、真実を追う。ジャップ殺しの罪はジャップに着せろ。燃え上がる人種差別。戦争の恐怖と狂躁。そこから利をむさぼろうとするやつらがいる。その中で正義を追求する者たちがいる―─これぞエルロイ、これぞ警察小説。
  • 第七位『ミステリが読みたい!』(2017)
ザ・カルテル (上)
ザ・カルテル (下)
ドン・ウィンズロウ
KADOKAWA/角川書店 2016-04-23
自己評価:

麻薬王アダン・バレーラが脱獄し、身を潜めるDEA捜査官アート・ケラーの首には法外な賞金が賭けられた。玉座に返り咲いた麻薬王は、血なまぐさい抗争を続けるカルテルをまとめあげるべく動きはじめる。一方、アメリカもバレーラを徹底撲滅すべく精鋭部隊を送り込み、壮絶な闘いの幕が上がる。圧倒的な怒りの熱量で、読む者を容赦なく打ちのめす。21世紀クライム・サーガの最高傑作。
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2017)
  • 第四位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
霜の降りる前に〈上〉
霜の降りる前に〈下〉
ヘニング・マンケル
東京創元社 2016-01-21
自己評価:

白鳥が燃やされ、子牛が焼き殺される。イースタの周辺では奇妙な事件が重なっていた。さらに女性が行方不明になったとの通報が入る。だが驚いたことに、リンダの消えた友人の日記に、行方不明の女性の名前が記されていた。リンダの不安は増すばかり。娘の勝手な行動にクルトは怒りを爆発させる。人気の刑事クルト・ヴァランダーが父娘で難事件に挑む。

アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社 2015-07-29
自己評価:

サンタクロースの扮装でめった刺しにされた男。一人の男の栄光、悲劇、転落、そして死。世界でシリーズ累計1000万部突破。世界を驚愕させた『湿地』『緑衣の女』に続く第三弾。
  • 第二位『ミステリが読みたい!』(2016)
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
  • 第五位『このミステリーがすごい!』(2016)
悲嘆の門(上)
悲嘆の門(下)
宮部 みゆき
毎日新聞社 2015-01-15
自己評価:

ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは? 圧巻の終章に向けて物語は加速する。このめくるめく結末に震撼せよ。
北京から来た男 上
北京から来た男 下
ヘニング・マンケル
東京創元社 2014-07-22
自己評価:

スウェーデンの小さな村でその惨劇は起きた。村のほぼ全ての家の住民が惨殺されたのだ。休暇中の女性裁判官ビルギッタは、亡き母親が村の出身であったことを知り、ひとり現場に向かう。事件はビルギッタを世界の反対側へ、さらに過去へと導く。北欧ミステリの帝王ヘニング・マンケルの集大成的大作。
  • 第十位『このミステリーがすごい!』(2015)
ツーリストの帰還(上)
ツーリストの帰還(下)
オレン・スタインハウアー
早川書房 2013-11-08
自己評価:

「ツーリスト」それはCIAが世界中に秘密裏に放った凄腕のエージェント。元ツーリストのミロは、刑務所から釈放されると元の職場に復帰。忠誠心に疑念を抱く上層部は、苛酷なテストを用意した。彼の娘と同じ年頃の移民の少女の殺害。激しく葛藤するミロだが、課題をクリアせねば信頼は得られない。『ツーリスト 沈みゆく帝国のスパイ』の待望の続篇。
404101073X4041010748三秒間の死角 上 (角川文庫)
三秒間の死角 下 (角川文庫)
アンデシュ・ルースルンド
&ベリエ・ヘルストレム
角川マガジンズ 2013-10-25
自己評価:

犯罪組織の中枢にまで潜り込んだ潜入捜査員パウラ。組織に与えられた任務は、刑務所内に麻薬密売の拠点を作ることだった。政府上層部のお墨付きを得たパウラは、ライバル業者を蹴落として商売を始めた。だが、パウラの正体を知らないまま、殺人事件を捜査するグレーンス警部の追及の手が迫るのを知った政府上層部は非情な決断を下す…。
  • 第十位『ミステリが読みたい!』(2015)
緑衣の女
アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社 2013-07-11
自己評価:

住宅建設地で発見された、人間の肋骨の一部。どう見ても最近埋められたものではない。現場近くにはかつてサマーハウスがあり、付近にはイギリス軍やアメリカ軍のバラックもあったらしい。住民の証言の端々に現れる緑の服の女。数十年のあいだ封印されていた哀しい事件が、捜査官エーレンデュルの手で明らかになる。
  • 第二位『ミステリが読みたい!』(2014)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2013)
  • 第十位『このミステリーがすごい!』(2014)
消滅した国の刑事
ヴォルフラム・フライシュハウアー
東京創元社 2013-06-21
自己評価:

山羊の頭がつけられた異様な死体。旧東独出身の老刑事がさまざまな葛藤を抱えつつ、二転三転する事件に挑む。ドイツを代表する実力派ミステリ作家が突きつける驚愕の真相とは。
宰領: 隠蔽捜査5
今野 敏
新潮社 2013-06-28
自己評価:

大森署管内で大物国会議員が失踪した。発見された運転手の遺体、そして謎の脅迫電話。舞台は横須賀へ移り、警視庁と反目する神奈川県警との合同捜査を署長・竜崎伸也が指揮することに。迷走する捜査の行方は―─。
4062180391欠落
今野 敏
講談社 2013-01-09
自己評価:

同期の女刑事が、立てこもり事件で人質の身代わりとなって拉致された。警視庁捜査一課の宇田川は殺人事件を追いながらも、彼女の行方が気にかかる。そんなところに警察を懲戒免職になり姿を消していた元同期の蘇我から連絡が入る。今野敏の集大成的警察小説『同期』のシリーズ第2作。この組織には、刑事によって解決されるべき謎がある。
410375012Xソロモンの偽証 第III部 法廷
宮部 みゆき
新潮社 2012-10-11
自己評価:

この裁判は仕組まれていた!? 最後の証人の登場に呆然となる法廷。その証人はおずおずと証言台に立った。瞬間、真夏の法廷は沸騰し、やがて深い沈黙が支配していった。事件を覆う封印が次々と解かれてゆく。告発状の主も、クリスマスの雪道を駆け抜けた謎の少年も、死を賭けたゲームの囚われ人だったのだ。見えざる手がこの裁判を操っていたのだとすれば……。驚愕と感動の評決が、今下る。

  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2013)
416381840564(ロクヨン)
横山 秀夫
文藝春秋 2012-10-26
自己評価:

昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件「64」。長官視察を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。その理由とは? 広報・三上は己の真を問われる。究極の警察小説。

  • 第一位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
  • 第一位『このミステリーがすごい!』(2013)
  • 第二位『ミステリが読みたい!』(2014)
4103750111ソロモンの偽証 第II部 決意
宮部 みゆき
新潮社 2012-09-20
自己評価:

保身に身を窶す教師たちに見切りをつけ、一人の女子生徒が立ち上がった。校舎を覆う悪意の雲を拭い去り、隠された真実を暴くため、学校内裁判を開廷しよう。教師による圧力に屈せず走り出す数名の有志たち。そして他校から名乗りを上げた弁護人の降臨。その手捌きに一同は戦慄した……。

  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2013)
4103750103ソロモンの偽証 第I部 事件
宮部 みゆき
新潮社 2012-08-23
自己評価:

クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した14歳。その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。目撃者を名乗る匿名の告発状が、やがて主役に躍り出る。新たな殺人計画、マスコミの過剰報道、そして犠牲者が一人、また一人。死体は何を仕掛けたのか。真意を知っているのは誰!? 学校に仕掛けられた史上最強のミステリ。

  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2013)
44882091494488209157ファイアーウォール 上
ファイアーウォール 下
ヘニング・マンケル
東京創元社 2012-09-21
自己評価:

2人の少女がタクシー運転手を襲った。反省の色もない少女たちの態度に、違和感をおぼえるヴァランダー。だがその一人が逃亡したことで、事件は意外な展開を見せ始める。事件の謎に繋がるコンピュータに侵入するために、天才ハッカー少年の手を借りる。これは新しい時代の犯罪なのか? 人気シリーズのターニングポイントともいえる第8弾。

  • 第五位『このミステリーがすごい!』(2013)
4163755705占領都市 TOKYO YEAR ZERO II
デイヴィッド・ピース
文藝春秋 2012-08-26
自己評価:

1948年1月26日。帝国銀行に白衣の男が現われた。男が言葉巧みに行員たちに飲ませたのは猛毒の青酸化合物。12人が死亡、四人が生き残り、銀行からは小切手と現金が消えた。悪名高い“帝銀事件”である。大量毒殺事件を生んだ占領下東京の黒い霧を、ノワールの旗手が鬼気迫る筆で暴きだす。

  • 第二位『このミステリーがすごい!』(2013)
  • 第三位『ミステリが読みたい!』(2013)
  • 第五位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
湿地
アーナルデュル・インドリダソン
東京創元社 2012-06-09
自己評価:

北の湿地の建物で老人の死体が発見された。現場に残された謎のメッセージ。被害者の隠された過去。レイキャヴィク警察犯罪捜査官エーレンデュルがたどり着いた衝撃の犯人、そして肺腑をえぐる真相とは。いま最も注目される北欧の巨人、日本上陸。

  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2013)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2012)
  • 第四位『このミステリーがすごい!』(2013)
4150018596死せる獣 ―殺人捜査課シモンスン―
ロデ・ハマ&セーアン・ハマ
早川書房 2012-05-10
自己評価:残念

コペンハーゲン警察殺人捜査課課長コンラズ・シモンスンは、突然休暇から呼び戻された。学校の体育館で、謎の配置と仕掛けで首を吊られた男性五人の遺体が見つかったからだ。身元特定が進まぬうち、被害者たちは小児性愛の常習犯だという噂が広まり、犯人擁護の世論が巻き起こる。妨害もあり、捜査はさらに難航。そこでコンラズは、世論を逆手にとって、犯人をおびきよせる罠を仕掛けようとするが…。全世界注目の大型警察小説登場。
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