CATEGORY : 国内ミステリ

狩人の悪夢
有栖川 有栖
KADOKAWA 2017-01-28
自己評価:

人気ホラー作家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、彼の家「夢守荘」を訪問することに。そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見される。臨床犯罪学者・火村と、相棒のミステリ作家・アリスが、悪夢のような事件の謎を解き明かす。
希望荘
宮部 みゆき
小学館 2016-06-20
自己評価:

家族と仕事を失った杉村三郎は、私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父が生前に残した殺人の告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。果たして父は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた。(表題作「希望荘」)。私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む。
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第九位『このミステリーがすごい!』(2017)
許されようとは思いません
芦沢 央
新潮社 2016-06-22
自己評価:

かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、ミステリ短篇集の新たなるマスターピース全5篇。
  • 第五位『このミステリーがすごい!』(2017)
  • 第七位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第七位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
沈黙法廷
佐々木 譲
新潮社 2016-11-22
自己評価:

周囲で連続する不審死。被告人の女性は証言台で突然口を閉ざした。警察小説と法廷小説が融合した傑作。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。捜査線上に家事代行業の女性が浮上した。彼女の周辺では他にも複数の男性の不審死が報じられ、ワイドショーは「またも婚活殺人か?」と騒ぐ。公判で無実を訴える彼女は、しかし証言台で突如、黙秘に転じた。彼女は何を守ろうとしたのか。警察小説の雄が挑む新機軸の長編ミステリ。
わずか一しずくの血
連城 三紀彦
文藝春秋 2016-09-15
自己評価:

一年以上前に失踪した妻から、突然かかってきた電話。「自分が出ているから」と指示されテレビをつけると、そこには白骨化した左脚が発見されたというニュースが流れていた。妻は生きているのか? 壮大なスケールで繰り広げられる超絶ミステリー。
挑戦者たち
法月 綸太郎
新潮社 2016-08-31
自己評価:

賢明すぎる読者諸君に告ぐ――これは伝説のミステリ奇書である。こんな本、ありか!? パロディありクイズあり迷路あり。レーモン・クノーに触発されて、古今東西の名作のエッセンスに彩られたミステリ万華鏡。ブッキッシュで過剰な仕掛けと洒脱な文体遊戯でマニア悶絶。博覧強記のミステリ作家が放つ、これが究極の「読者への挑戦状」だ。
  • 第八位『ミステリが読みたい!』(2017)
危険なビーナス
東野 圭吾
講談社 2016-08-26
自己評価:

弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である弟の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てば経つほど、彼女に惹かれていく。

去就: 隠蔽捜査6
今野 敏
新潮社 2016-07-29
自己評価:

大森署管内で女性の連れ去り事件、さらに殺人が勃発。ストーカーによる犯行が濃厚になる中、捜査の過程で署長・竜崎は新任の上役と対立する。家庭でも娘にストーカー騒動が発生。予想不能の事態が公私に続発して…不穏な緊張感漂う最新長篇。

屋上の道化たち
島田 荘司
講談社 2016-04-26
自己評価:

まったく自殺する気がないのに、その銀行ビルの屋上に上がった男女は次々と飛びおりて、死んでしまう。いったい、なぜ? あまりにも不可思議な謎を解き明かせるのは、名探偵・御手洗潔しかいない。「読者への挑戦」も組み込まれた、御手洗潔シリーズ50作目にあたる書き下ろし傑作長編。
  • 第八位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第八位『本格ミステリ・ベスト10』(2017)
クロコダイル路地1
クロコダイル路地2
皆川 博子
講談社 2016-04-20
自己評価:

1789年7月14日。パリで起きた革命はフランス全土へ広がった。帯剣貴族の嫡男フランソワとその従者ピエール、大ブルジョアの嫡男ローラン、平民のジャン=マリと妹コレット。〈革命〉によって変転していくそれぞれの運命とは。
アーサーとジョージ
ジュリアン・バーンズ
中央公論新社 2016-01-22
自己評価:

アーサー・コナン・ドイルは、医師から作家に転じシャーロック・ホームズを生んだ時代の寵児。ジョージ・エイダルジは、司祭館に育った生真面目な事務弁護士。活力溢れるアーサーと、実直さが取り柄のジョージ、異なる世界に生きてきた二人が出会うのは1906年のこと。連続家畜殺しの罪を着せられたジョージの嘆願に応じたアーサーは、ホームズばりの観察力で潔白を直感し、真相究明に乗り出す。
真実の10メートル手前
米澤 穂信
東京創元社 2015-12-21
自己評価:

滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──痛みを引き受けながらそれらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の六編を収録する垂涎の作品集。
  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第三位『このミステリーがすごい!』(2017)
  • 第七位『本格ミステリ・ベスト10』(2017)

東山 彰良
講談社 2015-05-13
自己評価:

第153回直木賞受賞作。選考会は前代未聞の満票決着。1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ。友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
  • 第四位『ミステリが読みたい!』(2016)
  • 第五位『このミステリーがすごい!』(2016)
王とサーカス
米澤 穂信
東京創元社 2015-07-29
自己評価:

2001年、太刀洗万智は知人の雑誌編集者から仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼みんだ矢先、王宮で王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか?」─疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?
  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2016)
  • 第一位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
  • 第一位『このミステリーがすごい!』(2016)
  • 第三位『本格ミステリ・ベスト10』(2016)
鍵の掛かった男
有栖川 有栖
幻冬舎 2015-10-08
自己評価:

大阪・中之島の“銀星ホテル”で梨田稔が死んだ。警察は自殺と断定。しかし同ホテルを定宿にする女流作家・影浦浪子は納得できず、その死の謎の解明をミステリ作家の有栖川有栖とその友人の犯罪社会学者・火村英生に依頼。が、調査は難航。梨田は身寄りがない上、人物像は闇の中で、その人生は「鍵の掛かった」としか言いようがなかった。
  • 第五位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
  • 第六位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第七位『本格ミステリ・ベスト10』(2016)
  • 第八位『このミステリーがすごい!』(2016)
新しい十五匹のネズミのフライ─ジョン・H・ワトソンの冒険
島田 荘司
新潮社 2015-09-30
自己評価:

「赤毛組合」の犯人一味が脱獄した──ワトソン博士のもとに、驚天動地の知らせが舞い込んだ。だが肝心のホームズは重度のコカイン中毒で幻覚を見る状態…。犯人たちの仰天の大計画とは。その陰で囁かれた謎の言葉「新しい十五匹のネズミのフライ」とは。そして「赤毛組合」事件の書かれざる真相とは。さまざまなホームズ作品のエッセンスを、英国流のユーモアあふれる冒険譚に昇華させた大作。
  • 第七位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
犬の掟
佐々木 譲
新潮社 2015-09-18
自己評価:

迷わず撃て。お前が警官ならば――。急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ。比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。衝撃の警察小説。
文藝春秋 2015年 09 月号
文藝春秋 2015-08-07
自己評価:

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。
406219628X怪盗グリフィン対ラトウィッジ機関
法月 綸太郎
講談社 2015-07-09
自己評価:

「SF作家P・K・トロッターの未発表原稿、『多世界の猫』を盗んでほしい」―─依頼を引き受けたグリフィンは、原稿をもつマーズデン博士との接触に成功するが、その場を猫に扮装し武器を持った動物愛護グループに襲撃される!謎多き原稿の背後に潜む信じがたい真実とは? そして、グリフィンの運命は―!?新本格ミステリと量子SFの美しき融合。
ラプラスの魔女
東野 圭吾
KADOKAWA/角川書店 2015-05-15
自己評価:

円華という女性の警護を依頼された武尾は、彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する。東野圭吾が小説の常識をくつがえして挑んだ、空想科学ミステリ。
青き犠牲
連城 三紀彦
光文社 2015-02-10
自己評価:

彫刻家の杉原完三が、自宅兼アトリエから姿を消した後、武蔵野の林から遺体で発見される。高校生の息子・鉄男の出生の秘密、美貌の母と鉄男の異常な関係など、杉原家の抱える歪んだ家族関係が明らかになり、容疑は息子の鉄男に向けられるが、仰天の顛末とは―。「ギリシャ悲劇」を絡めた連城三紀彦初期の傑作長編ミステリ。
悲嘆の門(上)
悲嘆の門(下)
宮部 みゆき
毎日新聞社 2015-01-15
自己評価:

ネットに溢れる殺人者の噂を追う大学一年生・孝太郎。“動くガーゴイル像”の謎に憑かれる元刑事・都築。人の心に渇望が満ちる時、姿を現すものは? 圧巻の終章に向けて物語は加速する。このめくるめく結末に震撼せよ。
ソクラテスの妻
柳 広司
文藝春秋 2014-12-04
自己評価:

神話と思索と謎解きが人間の真理を描き出す。ロジックと数理に生きた「最初の哲学者」が辿りついた境地とは。ギリシアの神々と哲人たちに材を取る哲学的ショートストーリーズ。
女王
連城 三紀彦
講談社 2014-10-29
自己評価:

戦後生まれの史郎の中にある東京大空襲の記憶。だが精神科医・瓜木は思い出す、空襲の最中にこの男と出会っていたことを。一方、史郎の祖父・祇介は旅先で遺体となって発見された。関東大震災、南北朝時代、そして邪馬台国……ある男の奇妙な記憶と女の告白、ひとりの老人の不審死が壮大な歴史の謎へと導く。連城ミステリーのすべてが織り込まれた傑作。
  • 第九位『このミステリーがすごい!』(2015)
処刑までの十章
連城 三紀彦
光文社 2014-10-09
自己評価:

ひとりの平凡な男が突然消えた。弟直行は、土佐清水で起きた放火殺人事件、四国の寺で次々と見つかるバラバラ死体が、兄の失踪と関わりがあるのではと高知へと向かう。真相を探る度に嘘をつく義姉を疑いながらも翻弄される直行。夫を殺したかもしれない女に熱い思いを抱きながら、真実を求めて事件の迷路を彷徨う。
侵入者 自称小説家
折原 一
文藝春秋 2014-09-10
自己評価:

一家強殺事件を、再現劇で推理する?──自称小説家の塚田は未解決の一家強殺事件を取材し、遺族をキャストに迎えた再現劇で犯人を推理する。トリックの魔術師の最新長編。
黒龍荘の惨劇
岡田 秀文
光文社 2014-08-19
自己評価:

山縣有朋の別邸・黒龍荘に、影の金庫番・漆原安之丞に対して恨みを晴らす、という脅迫文が届き、数日後、漆原は謎の死をとげた。調査依頼を受けた探偵・月輪は、助手の杉山を連れて黒龍荘に住み込む。広大なお邸には四人の妾を含む住人7人が暮らしていたが、彼らは次々と遺体となって発見されていく―史上屈指の残虐事件の裏には、国家をも揺るがしかねないおそるべき謀略があった。
  • 第五位『本格ミステリ・ベスト10』(2015)
  • 第十位『ミステリが読みたい!』(2015)
ナイト&シャドウ
柳 広司
講談社 2014-07-09
自己評価:

エリートSP・首藤武紀は、合衆国シークレットサービスで“異例の研修”を受けることに。初日、銃規制を求めるデモに遭遇した首藤は、突如暴れ出した男を瞬く間に制圧し、人質の幼女を助ける。しかしその現場には、大統領暗殺計画を示唆する二枚の写真が残されていた。
満願
米澤 穂信
新潮社 2014-03-20
自己評価:

人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジック。
  • 第一位『このミステリーがすごい!』(2015)
  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2015)
  • 第一位『週刊文春ミステリーベスト10』(2014)
  • 第二位『本格ミステリ・ベスト10』(2015)
小さな異邦人
連城 三紀彦
文藝春秋 2014-03-10
自己評価:

八人の子供がいる家庭へ脅迫電話。「子供の命は預かった」だが家には子供全員が揃っていた。誘拐されたのは誰? 誘拐ミステリーの新境地を開いた表題作など、珠玉の八篇。恋愛小説の名手にしてミステリーの鬼才から最後の贈り物。
  • 第三位『ミステリが読みたい!』(2015)
  • 第三位『本格ミステリ・ベスト10』(2015)
  • 第四位『このミステリーがすごい!』(2015)
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2014)
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