CATEGORY : 国内ミステリ

いけない
道尾 秀介
文藝春秋 2019-7-10
自己評価:

各章の最終ページを捲ると現れる地図や写真の意味が解った瞬間、物語の別の顔が見えてくる……。最終章まで油断禁止の驚愕ミステリ。
おまえの罪を自白しろ
真保 裕一
文藝春秋 2019-4-12
自己評価:

衆議院議員の宇田清治郎は、総理がらみの疑惑を糾弾されていた。その最中、三歳になる孫娘が誘拐された。犯人の要求は、罪の自白!タイムリミットは、翌日の午後五時。犯人の動機は宇田家への怨恨か。総理の罪を暴くことにあるのか。保身のための駆け引きを模索する官邸サイドと戦う宇田一族。
昨日がなければ明日もない
宮部 みゆき
文藝春秋 2018-11-30
自己評価:

『希望荘』以来2年ぶりの杉村三郎シリーズ第5弾。中篇3本を収録する本書のテーマは、「杉村vs.〝ちょっと困った〟女たち」。自殺未遂をし消息を絶った主婦、訳ありの家庭の訳ありの新婦、自己中なシングルマザーを相手に、私立探偵・杉村が奮闘する。
べっぴんぢごく (新潮文庫)
岩井 志麻子
新潮社 2008-8-28
自己評価:

死霊が彷徨い、腐臭漂う岡山の寒村。村で一番の分限者の家に生れながら、牛蛙と綽名されるほど醜いふみ枝は、母シヲの淫蕩な美しさを憎悪する。しかしふみ枝の娘は、シヲに生き写しの、禍々しいまでの美貌を備えていた。美女と醜女が一代交替で生れるのは、禁忌を犯した罰か、土俗の死霊の祟りなのか――。呪われた家系を生きた六代の女たち、愛欲と怨念にまみれた、百年の因果の物語。
ノースライト
横山 秀夫
新潮社 2019-2-22
自己評価:

一級建築士の青瀬は、信濃追分へ車を走らせていた。望まれて設計した新築の家。施主の一家も、新しい自宅を前に、あんなに喜んでいたのに…。Y邸は無人だった。そこに越してきたはずの家族の姿はなく、電話機以外に家具もない。ただ一つ、浅間山を望むように置かれた「タウトの椅子」を除けば…。このY邸でいったい何が起きたのか?
本と鍵の季節
米澤 穂信
集英社  2018-12-14
自己評価:

堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。
沈黙のパレード
東野 圭吾
文藝春秋 2018-10-11
自己評価:

突然行方不明になった町の人気娘が、数年後に遺体となって発見された。容疑者は、かつて草薙が担当した少女殺害事件で無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。さらにその男が堂々と遺族たちの前に現れたことで、町全体を憎悪と義憤の空気が覆う。秋祭りのパレード当日、復讐劇はいかにして遂げられたのか。超難問に突き当たった草薙は、アメリカ帰りの湯川に助けを求める。
  • 第四位『このミステリーがすごい!』(2019)
  • 第十位『本格ミステリ・ベスト10』(2019)
落日の門
連城 三紀彦
新潮社 1993-04
自己評価:

スリリングに急反転する愛憎のジグソーパズル。謎が謎を追いかける擬似歴史小説。

カエルの楽園
百田 尚樹
新潮社 2016-2-26
自己評価:

安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、平和で豊かな国「ナパージュ」にたどり着く。そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守り穏やかに暮らしていた。ある事件が起こるまでは―。平和とは何か。愚かなのは誰か。大衆社会の本質を衝いた、寓話的「警世の書」。
白の恐怖 (光文社文庫)
鮎川 哲也
光文社 2018-08-08
自己評価:

軽井沢の別荘「白樺荘」に、莫大な遺産を相続することになった四人の男女が集まった。だが、生憎の悪天候で雪が降りしきり、別荘は外とは連絡が取れない孤立状態になっていた。そこでひとり、またひとりと殺人鬼の毒牙にかかって相続人が死んでいく…。
宵待草夜情―連城三紀彦傑作推理コレクション
連城 三紀彦
角川春樹事務所 1998-07
自己評価:

「さっき、棄てるっていったのは命のこと? 命の棄て場所を探してるってこと?」。友人を裏切り、人生を自堕落に過ごしている古宮の前に現れた鈴子。彼女もまた悲しい宿命を持った者だった。大正の東京を舞台とした、はかない男女の交歓を軸に描かれる表題作をはじめ、「能師の妻」「野辺の露」「花虐の賦」「未完の盛装」の全五篇を収録した短編集。
変調二人羽織
連城 三紀彦
光文社 2010-01-13
自己評価:

東京の夜空に珍しく一羽の鶴が舞った夜、ひとりの落語家・伊呂八亭破鶴が殺された。舞台となった密室にいたのはいずれも破鶴に恨みを抱く関係者ばかり。捜査で続々と発覚する新事実。そして、衝撃の真相は。初期の傑作「変調二人羽織」を含む、読者を唸らせる連城ミステリ五編を収録した永久保存版。
中野京子と読み解く 名画の謎 対決篇
中野 京子
文藝春秋 2015-07-27
自己評価:

麗しの王妃が二人。壮絶な不幸伝説を残すのは…!? 2枚の絵を比べることではじめて見えてくることがある。人気シリーズ第4弾。
名画の謎 陰謀の歴史篇 (文春文庫)
中野 京子
文藝春秋 2018-03-09
自己評価:

人あるところに思惑あり。歴史をあぶり出す17の人間ドラマ。人間とはなんと興味深い生きものなのか――著者の深い眼差しと洞察で、選挙、決闘、手紙、さらには画中画や女性のバッグまで、絵に秘められた意味が解き明かされる。
U
皆川 博子
文藝春秋 2017-11-28
自己評価:

1915年、ドイツ。イギリスを中心とする連合国に追い詰められたドイツ帝国海軍は、Uボートに捕虜救出作戦を命じた。英仏海峡を越える任務に命を懸けた兵士たちの矜持。1613年、オスマン帝国。最後の輝きを見せるオスマン帝国で、豪華絢爛な宮廷生活をおくる王に捕らわれた少年。母国語を奪われ、イスラム教徒へと強制改宗させられながらも、遠き故郷への帰還をあきらめない少年兵の運命。滅びゆくオスマン帝国と、黄昏のドイツ帝国Uボート。数奇な運命に翻弄される若者たちの物語。
素敵な日本人 東野圭吾短編集
東野 圭吾
光文社 2017-03-30
自己評価:

登場する人物がどこか知人に似ていたり、あなた自身にも経験のあるトラブルだったり、つい思い浮かべてしまう妄想の具現化だったり、読み心地はさまざま。ぜひ、ゆっくり読んでください。豊饒で多彩な短編ミステリーが、日常の倦怠をほぐします。
狩人の悪夢
有栖川 有栖
KADOKAWA 2017-01-28
自己評価:

人気ホラー作家・白布施に誘われ、ミステリ作家の有栖川有栖は、彼の家「夢守荘」を訪問することに。そこには、「眠ると必ず悪夢を見る部屋」があるという。しかしアリスがその部屋に泊まった翌日、白布施のアシスタントが住んでいた「獏ハウス」と呼ばれる家で、右手首のない女性の死体が発見される。臨床犯罪学者・火村と、相棒のミステリ作家・アリスが、悪夢のような事件の謎を解き明かす。
  • 第二位『本格ミステリ・ベスト10』(2018)
  • 第四位『ミステリが読みたい!』(2018)
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2017)
  • 第六位『このミステリーがすごい!』(2018)
希望荘
宮部 みゆき
小学館 2016-06-20
自己評価:

家族と仕事を失った杉村三郎は、私立探偵事務所を開業する。ある日、亡き父が生前に残した殺人の告白の真偽を調査してほしいという依頼が舞い込む。果たして父は人殺しだったのか。35年前の殺人事件の関係者を調べていくと、昨年発生した女性殺害事件を解決するカギが隠されていた。(表題作「希望荘」)。私立探偵・杉村三郎が4つの難事件に挑む。
  • 第四位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第九位『このミステリーがすごい!』(2017)
許されようとは思いません
芦沢 央
新潮社 2016-06-22
自己評価:

かつて祖母が暮らしていた村を訪ねた「私」。祖母は、同居していた曾祖父を惨殺して村から追放されたのだ。彼女は何故、余命わずかだったはずの曾祖父を殺さねばならなかったのか…究極の選択を迫られた女たちの悲劇を、端正な筆致と鮮やかなレトリックで描き出す、ミステリ短篇集の新たなるマスターピース全5篇。
  • 第五位『このミステリーがすごい!』(2017)
  • 第七位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第七位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
沈黙法廷
佐々木 譲
新潮社 2016-11-22
自己評価:

周囲で連続する不審死。被告人の女性は証言台で突然口を閉ざした。警察小説と法廷小説が融合した傑作。絞殺死体で発見されたひとり暮らしの初老男性。捜査線上に家事代行業の女性が浮上した。彼女の周辺では他にも複数の男性の不審死が報じられ、ワイドショーは「またも婚活殺人か?」と騒ぐ。公判で無実を訴える彼女は、しかし証言台で突如、黙秘に転じた。彼女は何を守ろうとしたのか。警察小説の雄が挑む新機軸の長編ミステリ。
わずか一しずくの血
連城 三紀彦
文藝春秋 2016-09-15
自己評価:

一年以上前に失踪した妻から、突然かかってきた電話。「自分が出ているから」と指示されテレビをつけると、そこには白骨化した左脚が発見されたというニュースが流れていた。妻は生きているのか? 壮大なスケールで繰り広げられる超絶ミステリー。
挑戦者たち
法月 綸太郎
新潮社 2016-08-31
自己評価:

賢明すぎる読者諸君に告ぐ――これは伝説のミステリ奇書である。こんな本、ありか!? パロディありクイズあり迷路あり。レーモン・クノーに触発されて、古今東西の名作のエッセンスに彩られたミステリ万華鏡。ブッキッシュで過剰な仕掛けと洒脱な文体遊戯でマニア悶絶。博覧強記のミステリ作家が放つ、これが究極の「読者への挑戦状」だ。
  • 第八位『ミステリが読みたい!』(2017)
危険なビーナス
東野 圭吾
講談社 2016-08-26
自己評価:

弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である弟の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てば経つほど、彼女に惹かれていく。

去就: 隠蔽捜査6
今野 敏
新潮社 2016-07-29
自己評価:

大森署管内で女性の連れ去り事件、さらに殺人が勃発。ストーカーによる犯行が濃厚になる中、捜査の過程で署長・竜崎は新任の上役と対立する。家庭でも娘にストーカー騒動が発生。予想不能の事態が公私に続発して…不穏な緊張感漂う最新長篇。

屋上の道化たち
島田 荘司
講談社 2016-04-26
自己評価:

まったく自殺する気がないのに、その銀行ビルの屋上に上がった男女は次々と飛びおりて、死んでしまう。いったい、なぜ? あまりにも不可思議な謎を解き明かせるのは、名探偵・御手洗潔しかいない。「読者への挑戦」も組み込まれた、御手洗潔シリーズ50作目にあたる書き下ろし傑作長編。
  • 第八位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第八位『本格ミステリ・ベスト10』(2017)
クロコダイル路地1
クロコダイル路地2
皆川 博子
講談社 2016-04-20
自己評価:

1789年7月14日。パリで起きた革命はフランス全土へ広がった。帯剣貴族の嫡男フランソワとその従者ピエール、大ブルジョアの嫡男ローラン、平民のジャン=マリと妹コレット。〈革命〉によって変転していくそれぞれの運命とは。
アーサーとジョージ
ジュリアン・バーンズ
中央公論新社 2016-01-22
自己評価:

アーサー・コナン・ドイルは、医師から作家に転じシャーロック・ホームズを生んだ時代の寵児。ジョージ・エイダルジは、司祭館に育った生真面目な事務弁護士。活力溢れるアーサーと、実直さが取り柄のジョージ、異なる世界に生きてきた二人が出会うのは1906年のこと。連続家畜殺しの罪を着せられたジョージの嘆願に応じたアーサーは、ホームズばりの観察力で潔白を直感し、真相究明に乗り出す。
真実の10メートル手前
米澤 穂信
東京創元社 2015-12-21
自己評価:

滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執──痛みを引き受けながらそれらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。『王とサーカス』後の六編を収録する垂涎の作品集。
  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2017)
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2016)
  • 第三位『このミステリーがすごい!』(2017)
  • 第七位『本格ミステリ・ベスト10』(2017)

東山 彰良
講談社 2015-05-13
自己評価:

第153回直木賞受賞作。選考会は前代未聞の満票決着。1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ。友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。
  • 第二位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
  • 第四位『ミステリが読みたい!』(2016)
  • 第五位『このミステリーがすごい!』(2016)
王とサーカス
米澤 穂信
東京創元社 2015-07-29
自己評価:

2001年、太刀洗万智は知人の雑誌編集者から仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼みんだ矢先、王宮で王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり……。「この男は、わたしのために殺されたのか?」─疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?
  • 第一位『ミステリが読みたい!』(2016)
  • 第一位『週刊文春ミステリーベスト10』(2015)
  • 第一位『このミステリーがすごい!』(2016)
  • 第三位『本格ミステリ・ベスト10』(2016)
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