『贄の夜会』/香納諒一 

Posted at 2006/07/29
4163246800贄の夜会
香納 諒一
文藝春秋 2006-05

“犯罪被害者家族の集い”に参加したふたりの女性が殺された。ハープ奏者は両手首を切り落とされ、もうひとりは後頭部を石段に叩き付けられて―。刑事の大河内は被害者の夫の行動に疑問を覚えるが、なぜか公安部からストップがかかる。また、“集い”にパネラーとして出席した弁護士は、19年前に起きた少年猟奇事件の犯人だったことを知る。洗脳によって社会の暗闇に潜みつづける真犯人は…。猟奇的殺人鬼とプロの殺し屋がぶつかる時、警察組織の腐敗を目の当たりにした刑事も孤独な一匹狼として暴走を始めた。
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『真夜中の意匠』/斎藤 栄 

Posted at 2006/07/27
4087497704真夜中の意匠
斎藤 栄
集英社 1991-12

岡弘が絞殺された。発見者は弘の継母、久子。父、一夫はがんセンターに入院中で余命幾ばくもない。ちょうど岡家代々の土地がニュータウン計画に莫大な金額で買収されることが決まった時であり、遺産相続がらみの殺人との観点で捜査が始まった。もっとも有力な容疑者は弘の叔父の京一郎だが、彼には鉄壁のアリバイがある……。幾重にも連なるアリバイの巧妙さで、推理小説界に反響を巻き起こした傑作長編。
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『最期の喝采』/ロバート・ゴダード 

Posted at 2006/07/26
4062752905最期の喝采
ロバート ゴダード
講談社 2006-01

落ち目の舞台俳優・トビーは地方巡業先で、離婚訴訟中の妻から助けを求められた。自室が見張られているというのだ。まだ未練が残る妻の身辺を探るうちにトビーが掴んだのは、多くの人命を犠牲にして繁栄した資産家一族の暗部だった。ストーリーテラーの本領発揮。巨匠が放つ最もスピーディーなサスペンス。
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『骸の爪』/道尾 秀介 

Posted at 2006/07/20
4344011392骸の爪
道尾 秀介
幻冬舎 2006-03

ホラー作家の道尾は、取材のために訪れた瑞祥房で、口を開けて笑う千手観音と頭から血を流す仏像を見た。話を聞いた真備は、早速瑞祥房へ向かう-。20年の時を超え彷徨う死者の怨念に真備が挑む、シリーズ第2弾。
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『霧に溶ける』/笹沢左保 

Posted at 2006/07/18
4334729495霧に溶ける
笹沢 左保
光文社 2000-01

ミス・コンテストの最終予選に残った5人の美女が、最終審査を前にして、脅迫、交通事故、怪死…次々と謎の事件に巻き込まれてゆく。警視庁特捜班の追及が開始されるが、巧妙なアリバイ工作、鉄壁の密室など、複雑に絡み合った“犯罪連立方程式”が立ちはだかった。周到な伏線が、読者の不可能犯罪の迷宮へと誘う、笹沢本格推理ワールド決定版。
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『長安日記』/陳 舜臣 

Posted at 2006/07/13
4124901852陳舜臣中国歴史短篇集〈5〉王朝推理篇
陳 舜臣
中央公論新社 2000-05

玄宗皇帝治世の前半、唐のメトロポリス長安。エキゾティシズム溢れる街で次々に起こる密室殺人事件に、謎の日本人青年・賀望東の推理が冴える連作短編集。
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『招かれざる客』/笹沢左保 

Posted at 2006/07/11
4334728324招かれざる客
笹沢 左保
光文社 1999-06

事件は、商産省の組合の秘密闘争計画が、省側に筒抜けになっていて、スパイが発見されたことが発端だった。裏切者の組合員と、彼の内縁の妻と誤認された女性が殺された。二つの事件の容疑者も事故で死んだ。事件全体に釈然としないものを感じた警部補。鉄壁のアリバイ。密室で姿を消した凶器。乱歩賞欠席ながら世に出た、笹沢推理文学の輝ける出発点。
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『求婚の密室』/笹沢左保 

Posted at 2006/07/04
4198910456求婚の密室
笹沢 左保
徳間書店 1999-02

旧軽井沢の別荘で、資産家・西城豊士教授夫妻が死体となって発見された。場所は自宅敷地内の地下貯蔵庫。鉄扉を内側から南京錠で固定した六畳ほどの室内、夫妻は折り重なるように倒れていた。嘔吐物が散らばり一目で毒死と分かる、完全なる密室。遺書はなく、床には「WS」の文字が。心中か、あるいは殺人か。別荘で一夜を明かしたパーティ招待客は十三人。だが殺害動機も決め手がない…。本格推理の傑作。
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