『終章からの女』/連城三紀彦
Posted at 2007/04/26
![]() | 終章からの女 連城 三紀彦 双葉社 1998-04 |
小幡斐子は、かつて行きずりにも似た淡い関係を持ったことのある男、彩木弁護士を訪れた。もしも夫殺しの罪で逮捕されたなら、その弁護をしてほしいと。その後、裁判の過程で彼女をめぐる意外な事実が明らかになっていく。はたして真犯人は斐子なのか、それとも夫の愛人の安江か。そして判決が出てから十五年後、奇妙な殺人事件がふたたび起きる。劇的に逆転する一人の女の半生のドラマ。
『騙し絵の館』/倉阪鬼一郎
Posted at 2007/04/22
![]() | 騙し絵の館 倉阪 鬼一郎 東京創元社 2007-03 |
過去に怯えながら瀟洒な館でひっそりと暮らす少女。過剰なまでに彼女を守ろうとする執事。そして頑なに作品の刊行を拒むミステリー作家。連続少女誘拐殺人事件が勃発するなか、謎めいた彼らの秘密が少しずつ明かされる。張り巡らされた大量の伏線に、倉阪鬼一郎は何を仕掛けたのか? 幻想的な館を舞台に描かれた、詩情溢れる野心的本格ミステリ。
『退職刑事』/都筑道夫
Posted at 2007/04/21
![]() | 退職刑事 (1) 都筑 道夫 東京創元社 2002-09 |
かつては硬骨の刑事、今や恍惚の境に入りかけた父親に、現職刑事の息子が捜査中の事件を語ると、父親はたちまち真相を引き出す。曰く男物の下着ひとつで死んでいた女、また曰く壜づめの密室作人。論理のアクロバットを駆使した国産《安楽椅子探偵小説》定番中の定番として揺るぎない地位を占める、名シリーズ第一集。
『天使の殺人』/辻 真先
Posted at 2007/04/18
![]() | 天使の殺人[完全版] 辻 真先 東京創元社 2002-02-22 |
このミステリの犯人は天使です。しかし探偵役もまた天使が務めます。一方、このミステリは「犯人捜し」の物語であると同時に、死者と探偵が誰なのか判らず、しかも「天使の殺人」の作者さえ判らない、という作品なのです。推理劇の公演を間近に控えた前衛劇団の内部で起こる、謎また謎殺人の行き着く先は? 実験推理のパイオニア・辻真先の超絶技巧の代表作を、幻の戯曲版と合わせ“完全版”として文庫化。
『氷の華』/天野節子
Posted at 2007/04/16
![]() | 氷の華 天野 節子 幻冬舎 2007-03 |
結婚12年の隆之と恭子は、誰もが羨む夫婦生活を送っていた。ある日、恭子のもとにかかってきた夫の愛人と名乗る女からの電話。そこで告げられた事実が、彼女を殺人へと駆り立てる。罠が罠を呼ぶ、本格ミステリー。
『見えない精霊』/林 泰広
Posted at 2007/04/13
![]() | The unseen 見えない精霊 林 泰広 光文社 2002-04 |
インドの森の奥深く、僕の目の前の老婆は突然語り始めた。その声と言葉は、自らの不可能な死を語るカメラマン「ウィザード」のものだった。飛行船の闇の中、彼に死を与えるために来た美しい少女と、見えることしか信じない彼の戦いが始まる。彼の武器は鋭利な頭脳、巧妙な論理の罠。だが、彼の罠を次々に突き破る少女の論理と見えない精霊の力。大胆に読者に突きつけられる質問状、あなたは解けるか?
『吉原手引草』/松井今朝子
Posted at 2007/04/11
![]() | 吉原手引草 松井 今朝子 幻冬舎 2007-03 |
廓遊びを知り尽くしたお大尽を相手に一歩も引かず、ついに本気にさせた、若き花魁葛城。一夜にしてその名は吉原中にとどろいた。十年に一度、五丁町一を謳われ、全盛を誇っていく葛城。越後の縮問屋への身請け話も決まり、まさに絶頂を極めたその時、葛城は神隠しにでも遭ったように消えてしまった。一体何が起こったのか。十七人の重い口が語りだす。紋日の華やぎ、男女の仮そめ芝居、女郎の悲惨……。嘘と真の舞台を生きる人々の息づかいの狭間に見えてきた事件の真相とは?
『大統領特赦』/ジョン・グリシャム
Posted at 2007/04/06
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