『ラジオ・キラー』/セバスチャン・フィツェック 

Posted at 2008/02/24
4760132651ラジオ・キラー
セバスチャン・フィツェック
柏書房 2007-12-21

その日が、彼女の人生最期の日となるはずだった。ベルリン警察のベテラン交渉人イーラの心には、長女ザラの自死が耐え難くのしかかっていたのだ。しかし、自分の意に反して、ラジオ局で起こった、人質立てこもり事件現場へと連れ出されてしまう。犯人の要求は、死んだはずの婚約者を連れてくるという、本来不可能なものだった。犯人ヤンとの交渉を始めたイーラは、自分と家族の知られたくない過去をも、公共電波で明らかにせざるを得なくなっていく。そして事件は、国際犯罪組織までも巻き込んだ思いも寄らぬ展開へと、なだれ込んでいくのだった…。
...more
[BOOK REVIEW]サスペンス | Tb(1) | Com(8) | URL | TOP ▲

『ロジャー・マーガトロイドのしわざ』/ギルバート・アデア 

Posted at 2008/02/13
4150018081ロジャー・マーガトロイドのしわざ
ギルバート・アデア
早川書房 2008-01-11

1935年、英国ダートムーア。吹雪のため、人々はロジャー・フォルクス大佐の邸に閉じ込められた。大佐、その妻と娘、ゴシップ記者、アメリカ人青年、女流作家、牧師とその妻、女優、医師とその妻。やがてゴシップ記者が全員の秘密を握っていることを示唆し、彼への憎しみが募るなか、悲劇が起こる。密室状況で記者が殺害されたのだ。被害者のポケットには不可解なアルファベットが記された紙片が。やがてセイウチ髭のトラブショウ元警部が駆けつけ、大佐が重大な告白を始める。「私の本当の名はロジャー」……ミステリの枠を打ち破る超ミステリ。
...more
[BOOK REVIEW]本 格:海外 | Tb(0) | Com(0) | URL | TOP ▲
 | HOME |