『はなれわざ』/クリスチアナ・ブランド

12 29, 2005
4150730032はなれわざ
クリスチアナ・ブランド
早川書房 2003-06
自己評価

休暇をすごすため、イタリア周遊ツアーに参加したスコットランド・ヤードの名警部コックリル。だが、事件が彼を放っておかなかった。景勝で知られる孤島で一行のひとりが何者かに殺された。地元警察の捜査に不安を感じたコックリルは自ら調査に乗り出すが、容疑者であるツアーの面々は、女性推理作家やデザイナー、隻腕の元ピアニストなど一癖ある連中ばかり…ミステリ史上に輝く大胆なトリックで名高い、著者の代表作。
典型的な不可能犯罪モノ。登場人物全員に動機があるので、綿密に着実にそれぞれの可能性を絞って潰していくのだが、その過程で停滞してしまった。訳に閉口したのか文章自体が合わないのか、とにかくもどかしい。特に見せ場があるわけでもなく、進展のないままスローペースで同じことを繰り返され、途中で根を上げてしまった。序盤でクリスティをイメージしてしまったのが原因かもしれない。映像化したシーンが脳裏に染み込んでくるのだが、最後までクリスティとタブっていた。パズラー好みの本格ミステリ。見事な「はなれわざ」をやってのけた作者には感服する。
4 Comments
ジーツー01.02.2006 URL [edit] 

死体発見のときの描写が鮮明だと思うんだけどなー。

がる@管理人01.03.2006 URL [edit] 

できればもう一人殺してほしかった。。。

Cozy01.04.2006 URL [edit] 

確かに内容の割りにぶあつかったきがするんだよなー。もっと事件を求む。

がる@管理人01.05.2006 URL [edit] 

確かに分厚い。
やっぱもう一人殺しましょうよ~
もう少し停滞が緩和されたら最高なのに。

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