『魔王』/伊坂幸太郎 

Posted at 2006/01/08
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4062131463魔王
伊坂 幸太郎
講談社 2005-10-20

政治家の映るテレビ画面の前で目を充血させ、必死に念を送る兄。山の中で一日中、呼吸だけを感じながら鳥の出現を待つ弟。人々の心をわし掴みにする若き政治家が、日本に選択を迫る時、長い考察の果てに、兄は答えを導き出し、弟の直観と呼吸する。
誰にも勧められない。こんな中途半端な書物を読んで読書時間を無駄にするな。センテンスが長い割に読点の間隔が不規則で、最後まで眉間の皺は消えなかった。青春小説である間はまだよかった。しかし、そこにファシズムだとか群衆心理の類を持ち込むなら話は別。作者の言わんとするところはわかる。その考えにも基本的には賛成するが、文章から伝わってくるそれは、あまりにも浅薄で薄っぺらい。今までは気に入っていた、作者独特の言い回しや表現力も鼻についてきた。今後もこの路線でいくなら考え直そう。


採点
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Comment

Cozy
at 2006/01/08/ 23:10 | URL | EDIT
そんなにひどいんだ。
がるさんがはっきりとダメだというなんて、相当ダメなんですね(笑)
作品書かされすぎちゃってるのかな〜
がる@管理人
at 2006/01/09/ 21:13 | URL | EDIT
他のレビュー読んだら絶賛してあるんですよね。不思議で仕方ない。
前からそれっぽくなかったけど、完全にミステリから外れてますね。
アユテツの後だから余計に幼稚っぽく感じたのかしら?

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