『クライン氏の肖像』/鮎川哲也 

Posted at 2006/01/27
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4882932326クライン氏の肖像―三番館の全事件〈3〉
鮎川 哲也
出版芸術社 2003-04

バー・三番館は電通通りに面したビルの最上階にある―。「今夜はバーテンさんの絵解きがあるんですよ」ここのバーテンはズバ抜けた推理の持主なのだ。良質の本格ミステリー七作収録。連作本格推理最新作。

鮎川作品は読んでて安心する。『三番館シリーズ』は、そんな作者のミニ・パッケージのようでお得に思ってしまう。『マーキュリーの靴』でマンネリ化も感じたが、本作品で元に戻ったような…。作者は音楽に造詣が深い。それを生かした『クライン氏の肖像』や、クイーン来日時の模様を切り取った『クイーンの色紙』、探偵以外の人物がマスターに解決を依頼する話など、内容もバエラエティに富んでいる。ちなみに、最終話の『モーツァルト子守歌』が作者の最後の作品となった。作者亡き今、三番館のマスターの正体は永遠にわからずじまいである。

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Comment

ジーツー
at 2006/01/28/ 18:21 | URL | EDIT
『りら荘事件』読みたいんだけど、本屋さんに置いてないんだなー。

このコメント、タイプしてるときに下にも文字がいちいち出てきて楽しいですね。
がる@管理人
at 2006/01/29/ 21:01 | URL | EDIT
『りら荘』はお勧めですぞ。是非読んでみてくだされ。
今は、『ブロンクスのママシリーズ』を読んでます。
前回の解説は山口雅也で、今回はアリス。豪華だわ。
「読者への挑戦」があるらしいのですごく楽しみ☆

コメントプレビュー、面白いでしょ? でもタグは反映されないのよね〜
ちなみにこちらに解説があります。http://melrose.jugem.cc/?eid=143

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