『王を探せ』/鮎川哲也

09 05, 2006
433473314X王を探せ
鮎川 哲也
光文社 2002-05
自己評価

だから、どの亀取二郎が犯人なんだ!?―その亀取二郎は二年前の犯罪をネタに恐喝されていた。耐えきれず、彼は憎き強請屋・木牟田を撲殺する…。警察が被害者のメモから掴んだのは、犯人が「亀取二郎」という名前であること。だが、東京都近郊だけで同姓同名が四十名。やっと絞りだした数人は、みなアリバイをもつ、一筋縄でいかない亀取二郎ばかり。鬼貫・丹那のコンビが捜査するなか、犯人は次なる兇行に及ぼうとしていた。
アリバイがてんこ盛り。どこを切ってもアリバイだらけ。同姓同名の容疑者たちと連続殺人という組み合わせは、アリバイの把握だけで頭が痛くなる。なので、一気読みをお勧めする。私の場合はだらだら読みになってしまったので、アリバイ崩しの醍醐味も感じないままあっさりと読了した。絶妙なタイトルに毎回感心するのだが、本作品は肩透かし。終わってみれば、「ああ、そんな謎もあったなあ」という淡白なリアクション。
0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
OK?
0 Trackbacks
Top
CATEGORY
TAG CLOUD
COMMENTS
TRACKBACKS
TRACKBACK PEOPLE
LINKS