『レースリーダー』/ブルノニア・バリー

12 15, 2009
4863321910レースリーダー
ブルノニア・バリー
ヴィレッジブックス 2009-11-20
自己評価:ゴミ

レースの編み目を見ると未来が読める不思議な能力を持つ人―それがレースリーダーだ。タウナーの大おばエヴァは、魔女の街セーラムでも有名なレースリーダー。その大おばが失踪との報を受け、タウナーは15年ぶりに帰郷することに。しばらく故郷に滞在するうち、彼女が失くしたはずの記憶が蘇りはじめる。もっと知りたいのに、それ以上先へ進むのを何かが拒む…。いったいここで過去に何が起こったのか? 各所に潜む細かな伏線。徐々に明かされていく真実。新人らしからぬストーリーテリングも圧巻な、デビュー・ミステリー。
早い段階で脱落した。その後はページを消化するためひたすら斜め読み。謎も事件もないので、ストーリーは常にぼんやりしている。メイン・ストーリーを把握するのに苦労した。

寄り道するエピソードのくだりが長過ぎる。通常の倍以上の労力を使って、一から十まで事細かに説明してある。重要かと思って読んでみればそのパートは尻切れトンボで終わり、忘れかけていたメイン・ストーリーに合流するといったパターン。これがイヤというほど繰り返される。宮部みゆきのスタイルをもっとしつこくした感じ。これでは読書にのっていけない。事件性もないので吸引力はゼロ。行き着く先に何があるのか全く不明。五里霧中の状態で読書するのは私の性に合わないのだ。

ラストでサプライズを持ってこられても、脱水症状ギリギリでゴールを目指している私には迷惑でしかない。こんな退屈な作品がどうして世界中で翻訳されてるのか、その方がよっぽど謎だ。ちなみに、レースリーダーは作者の想像の産物であり、この世には存在しない。
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