『喪失』/モー・ヘイダー

01 27, 2013
喪失
モー・ヘイダー
早川書房 2012-12-07
自己評価:

当初は単純な窃盗と思われたカージャック事件。捜査の指揮を執るキャフェリー警部の胸中に不安の雲が湧きだしたとき、今回とよく似た手口の事件が過去にも発生していたことが判明した。犯人の狙いは車ではなく、少女だったのか。事件の様相は一変し、捜査に総力が注がれる。屈指の実力派がMWA賞最優秀長篇賞の栄誉を射止めた力作。
シリーズ第五弾。順番に読んだ方が面白さを実感できるのだろうと、読書中に何度も思った。

私の読み方が悪いようで、ストーリーもキャラも何ひとつ頭に入ってこない。とっ散らかった印象があり、拉致・監禁というネタもこのボリュームでは小粒すぎ、と言うより、よくもまあここまで話を引っ張ったなあという感が強い。停滞してるのか前進してるのかさえわからない。早い段階で見失うと悲劇だなあ。

刑事の勘で犯人を見極めたりとか、肝心な部分はお粗末でげんなり。推理のプロセスよりも、寄り道の方にウエートが置かれてるように思えてならない。雑多な要素が押し込まれてるようにしか見えないのだが、見る人が見れば傑作ってことか。
4 Comments
Cozy01.27.2013 URL [edit] 

あら、二つ星ですね。
ポケミス新世代作家、出始めた頃は何を読んでも面白かったのですが、最近は徐々にクオリティが下がってる気がします。
良い作品を輩出させすぎちゃって、出涸らししか残っていないんでしょうか。

がる@管理人01.28.2013 URL [edit] 

『容疑者Xの献身』と賞を争っていた作品ということで刊行前から興味はあっただけに、残念です。。

この作家サン、過去に東京でホステスしてたらしいのですが、全然客に媚びるタイプじゃなかったとか。
そういう側面が作品にもよく表れてますよ。読者に媚びる素振りも見せないですから。
そんなスタイルは好きなのですが、私の読解力の乏しさから、媚びない姿勢がただの説明不足に思えて、どんどん距離が開いていって、気付けば苦痛しか残ってなかった、みたいな(泣

世間の評価は高い作品なので、チャレンジしてもいいと思いますよ。

01.28.2013 URL [edit] 

出来の悪い子ほど可愛いとか、最初p100までは何がなんだか何処へ行こうとしてるのかさえ解らないあゝこれがシリーズ物の悪しき弊害か?でも最後には強引に領収書を渡しお金払って頂戴ときた、昔こんな外人ホステスが居たなと思い出し写真を見れど思い出せずやっぱ日本語喋れないのはダメだぜ。

がる@管理人01.29.2013 URL [edit] 

序盤はまだ読めたのですが、フリー登場辺りから見失いました。
トンネルについての記述がわかりにくく、このシーンにやたら時間を使いたがるので、徐々に脱落した感じです。

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