『ハイスピード!』/サイモン・カーニック

07 05, 2014
ハイスピード!
サイモン・カーニック
文藝春秋 2014-05-09
自己評価:

タイラーは血染めのベッドで目覚めた。隣には恋人の惨殺死体。殺しの濡れ衣を着せられ、カバンの受け渡しを強制された。それが決死の逃亡の始まりだった。敵は何者か。なぜ自分が狙われたのか。陰謀の全貌は? 冒頭から全力疾走、一気読み確実の豪速サスペンス。
『24』+『ボーン・アイデンティティー』みたいな感じで、短時間にいろんなアクションがてんこ盛り。展開は早いけど堂々巡りの感があるので、全体のストーリーとして見ると体感速度はそれほどでもない。でも何となく面白くさくさく読めてしまう。イギリスの作家さんでも、こんなこてこてのエンタメ+アクションを書くんだなと、偏見丸出しで感心してみたり。

アクションに重きを置いてあるので、謎解きの部分は弱い。ホワイダニットの真相もかなりしょぼいけど、徹底して王道の展開を見せてくれるので、その勢いに呑みこまれたかな。ラストのプチサプライズはサプライズになってないけど(笑

映像化向き。もうちょっと深みが欲しいけど、それだとこの疾走感は出ないだろうからこのままでいいんだろーなー。時間があったら過去作読んでみよ。
0 Comments
Leave a comment
管理者にだけ表示を許可する
OK?
0 Trackbacks
Top
CATEGORY
TAG CLOUD
COMMENTS
TRACKBACKS
TRACKBACK PEOPLE
LINKS