このミステリーがすごい!(2016年版)

12 26, 2015
このミステリーがすごい! 2016年版
『このミステリーがすごい!』編集部
宝島社 2015-12-10

元祖、ミステリー&エンターテインメント・ランキングBOOKの決定版。
「ハズレなし」と絶大な信頼を誇る2015年の国内&海外新作ミステリー小説ランキングをはじめ、綾辻行人・米澤穂信をはじめとする超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイ「私の初めて」ほか、人気コンテンツも充実。

海外編、国内編別にTOP10をご紹介。
【海外編:OVERSEAS】
1.スキン・コレクター ジェフリー・ディーヴァー
科学捜査官リンカーン・ライムに新たな難事件がもちこまれる。犯人はインクの代わりに毒物で刺青を刻み、被害者を毒殺したのだ。残された紙片─犯人はボーン・コレクターの手口とライムの捜査術に学び、殺人を繰り返しているのか? 緻密な伏線と手がかりから、二重三重に擬装された衝撃の完全犯罪が浮かび上がる。

2.悲しみのイレーヌ ピエール・ルメートル
「こんなのは見たことがない」という部下の言葉にヴェルーヴェン警部が現場に駆けつけてみると、そこには凄惨な手口で殺されたふたりの女性の死体があった。やがて第二の事件が発生。事件は異様な見立て殺人だと判明するが、犯人の魔の手は思わぬ人物へと向けられつつあった。掟破りの大逆転が待つ鬼才のデビュー作。

3.ありふれた祈り ウィリアム・ケント・クルーガー
あの夏のすべての死は、ひとりの子供の死ではじまった――。1961年、ミネソタ州の田舎町で両親、姉弟と暮らす13歳のフランクだが、平凡だった日々は、悲劇によって一転する。少年の人生を変えた忘れがたいひと夏を描く、切なさと苦さに満ちた傑作ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。
 
4.エンジェルメイカー ニック・ハーカウェイ
大物ギャングの息子であるジョーは機械職人として静かに暮らしていたが、謎の機械を修理した日にすべてが変わった。客の老婦人は引退したエージェント、謎の機械は最終兵器の鍵だった。そして思惑を持つ人々がジョーの周囲で暗躍を始める。愛する者を守り、世界を救うため、ジョーは父の銃を手に立ち上がる。

5.声 アーナルデュル・インドリダソン
クリスマスシーズンで賑わうホテルの地下室で、一人の男が殺された。ホテルのドアマンだという地味で孤独な男は、サンタクロースの扮装のままめった刺しにされていた。捜査官エーレンデュルは捜査を進めるうちに、被害者の驚愕の過去を知る。一人の男の栄光、悲劇、転落、そして…死。シリーズ第3弾。

6.もう過去はいらない ダニエル・フリードマン
88歳のメンフィス署の元殺人課刑事バック・シャッツ。歩行器を手放せない日常にいらだちを募らせる彼のもとを、因縁浅からぬ銀行強盗イライジャが訪ねてきた。何者かに命を狙われていて、助けてほしいという。やつは確実に何かを企んでいる。それは何だ。88歳の伝説の名刑事vs.78歳の史上最強の大泥棒。

6.悪魔の羽根 ミネット・ウォルターズ
2002年、シエラレオネで女性が殺害された。元少年兵が起訴されるが、記者コニーは英国人のマッケンジーを疑っていた。2年後、コニーは彼に拉致監禁されるが、解放時の彼女は無傷で曖昧な証言ばかり。何を隠しているのか? 圧巻の心理描写と謎解きの妙味を堪能できる、著者渾身のサスペンス。

8.弁護士の血 スティーヴ・キャヴァナー
ニューヨークの弁護士エディーは、酒に溺れて妻から見放され、いま町をさまよい歩いていた。そんな時、ロシアン・マフィアが彼を脅迫する。要求をのまなければ娘を殺害する。10歳の愛娘が拉致され、いま命の危険にさらされている。マフィアのボスは、自分に不利な証言者を殺害しろという難題を突きつけてくるが…。

9.彼女のいない飛行機 ミシェル・ビュッシ
1980年12月、パリ行きのエアバスが墜落。ただ一人、生後間もない女の子が生存していた。同機には2人の赤ん坊が乗っており、どちらも両親は事故死。DNA鑑定のない時代、2組の家族が女の子は自分たちのものだと主張する。そして謎を追うべく雇われた私立探偵が、18年の時を経て最後に見つけた手がかりとは?

10.髑髏の檻 ジャック・カーリイ
刑事カーソンが休暇で赴いたケンタッキーの山中で連続殺人が。犯人はネット上の宝探しサイトで犯行を告知し、死体はどれも奇怪な装飾を施されていた。捜査に巻き込まれたカーソンの前に現れたのは、実の兄にして逃走中の連続殺人鬼ジェレミー。人気のシリーズ第6弾。


【国内編:JAPAN】
1.王とサーカス 米澤 穂信
2001年、太刀洗万智は仕事の依頼を受けパールに向かったが、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?

2.戦場のコックたち 深緑 野分
一晩で忽然と消えた600箱の粉末卵の謎、不要となったパラシュートをかき集める兵士の目的、聖夜の雪原をさまよう幽霊兵士の正体…誇り高き料理人だった祖母の影響で、コック兵となった19歳のティム。彼がかけがえのない仲間とともに過ごす、戦いと調理と謎解きの日々を連作形式で描く。

3.孤狼の血 柚月 裕子
昭和63年、広島。捜査二課の新人・日岡は、大上刑事のもとで捜査を担当することになった。強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく―。

4.さよならの手口 若竹 七海
探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、20年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた。有能だが不運な女探偵・葉村晶が帰ってきた。

5.流 東山 彰良
第153回直木賞受賞作。選考会は前代未聞の満票決着。1975年、偉大なる総統の死の直後、愛すべき祖父は何者かに殺された。17歳。無軌道に生きるわたしには、まだその意味はわからなかった。大陸から台湾、そして日本へ。超弩級の才能が、はじめて己の血を解き放つ。友情と初恋。流浪と決断。圧倒的物語。

6.ミステリー・アリーナ 深水 黎一郎
全編伏線ともいえる「閉ざされた館の不可解な連続殺人」の真相を見抜く。早い者勝ち、「真相」が分かればいつでも解答可能の争奪戦。もちろん「あなた」も参加OK。強豪たちがつぎつぎ退場していくなか、その裏で、何かが始まっていた…ベストセラー『最後のトリック』の著者があなたに挑む多重解決の極北。

7.片桐大三郎とXYZの悲劇 倉知 淳
聴覚を失ったことをきっかけに引退した時代劇の大スター、片桐大三郎。古希を過ぎても聴力以外は元気極まりない大三郎は、その知名度を利用して、探偵趣味に邁進する。あとに続くのは彼の「耳」を務める野々瀬乃枝。今日も文句を言いつつ、スターじいさんのあとを追う。 最高に楽しくてボリューム満点のシリーズ連作。

8.鍵の掛かった男 有栖川 有栖
大阪の“銀星ホテル”で梨田稔が死んだ。警察は自殺と断定。しかし女流作家・影浦浪子は納得できず、その死の謎の解明をミステリ作家の有栖川有栖とその友人の犯罪社会学者・火村英生に依頼。が、調査は難航。梨田は身寄りがない上、人物像は闇の中で、その人生は「鍵の掛かった」としか言いようがなかった。

9.血の弔旗 藤田 宜永
1966年8月15日、根津謙治は強盗を企み、居合わせた女性を射殺する。14年後、新たな事件が次々と起こり、混乱と疑心暗鬼の中、根津は煩悶する。袂を分かった男たちの軌跡が再び交差する時、戦中、戦後を生きた人間の業と事件の真相が明らかになる―。昭和の時代と風俗を克明に描写した熱き犯罪小説。

10.オルゴーリェンヌ 北山 猛邦
書物が駆逐される世界。旅を続ける少年クリス、検閲官に追われるユユ、少年検閲官エノの三人は、、オルゴールを作り続ける海墟の洋館に向かったが、そこで彼らを待っていたのは職人たちを標的にした連続不可能殺人だった。三人は犯人を突き止めるべく、トリックの解明に挑む。“少年検閲官”シリーズ最新作。
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