『そして誰もいなくなった』/アガサ・クリスティー

02 05, 2017
そして誰もいなくなった
アガサ・クリスティー
早川書房 2003-10
自己評価:

さまざまな職業、年齢、経歴の十人がU・N・オーエンと名乗る富豪からインディアン島に招待された。しかし、肝心の招待主は姿を見せず、客たちが立派な食卓についたとき、どこからともなく客たちの過去の犯罪を告発してゆく声が響いてきた。そして童謡のとおりに、一人また一人と…ミステリの女王の最高傑作。
何を今更…? と自分でも思います。そしてこの評価──でしょうねといった感じです。

今春、原作ドラマが二夜連続放送。なんでも国内初映像化なんだとか。俳優陣も豪華なので俄然興味がわき、約三十年前に読んだ名作を復習の意味で再読しようと思った次第。

「こんなに面白かったっけ」と初読の記憶を辿りつつの一気読み。過不足のない必要にして十分な描写を備え、一気読みできる頁数も文句なし。内容豊かな長編ミステリながらスピーディーに展開し、多くの登場人物の描き分けがしっかりしているので混乱することもない。サスペンスフルな展開にうはうは言って、知的で粋な印象をキープしたまま読後は快い余韻に浸る。

現実逃避できるシアワセな読書時間に大満足。時代を超えた面白さってこーゆーことよね。

2 Comments
Cozy02.10.2017 URL [edit] 

なんか、いいですね。
『そして誰もいなくなった』。

30年前!!!!

がる@管理人02.11.2017 URL [edit] 

いいですよねー。
そして30年の間にインスパイアされた作品の多いこと。

他のクリスティ作品も読み返したくなっちゃいました。

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