『弁護士アイゼンベルク』/アンドレアス・フェーア

06 28, 2018
弁護士アイゼンベルク
アンドレアス・フェーア
東京創元社 2018-04-28
自己評価:

女性刑事弁護士アイゼンベルクは、ホームレスの少女から、殺害容疑で逮捕された友人男性の弁護を依頼される。驚いたことに彼は元恋人だった。物理学教授がなぜホームレスになり殺人の被疑者に? 二転三転する事態と熾烈な裁判の果てに明らかになる、あまりに意外な真実。一気読み必至、ドイツ推理作家協会賞受賞作家が贈る傑作エンターテインメント。

先日読んだ『償いは、今』とストーリーでカブっているが、本作品の方が骨太。テレビドラマの原作という印象は同じだが、作者は長年テレビドラマの脚本を手掛けてきただけあって、映像的で疾走感のある仕上がりとなっている。

主人公が囚われの身で絶体絶命のシーンから始まり、視点が変わり時間も前後して複数の事件が並行していくというストーリー。一体どのように交錯するのかの興味で引っ張り、弁護士の人生と法廷劇をうまく絡めている。

二転三転の展開と衝撃的な結末もあって面白いが、もうひとつ物語にコクがない。終盤は強引にバタバタしすぎであまり好きじゃない。でもってこのヒロインも好きになれなかった。意味深なラストだったけど、続編は読まないわ、多分。
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