『真夜中の太陽』/ ジョー・ネスボ

09 02, 2018
真夜中の太陽 (ハヤカワ・ミステリ)
ジョー・ネスボ
早川書房 2018-08-07
自己評価:

「隠れ場所にはうってつけだろう」――大金と銃を持ったその男がやってきたのは、少数民族サーミ人が住まうノルウェーの北部。男はウルフと名乗って素性を隠すも、教会の堂守のサーミ人母子としだいに心を通わせていくことになる。最果ての白夜のなかで狩猟者としての日々を過ごす男。自分もまた狩りたてられた獲物であることに、いつか訪れるだろう終わりにおびえながら。
『その雪と血を』と世界観を同じくする作品であり、一部の登場人物や組織が共通しているが、ストーリーとしては独立しているので、単発として読むことに何ら支障はない。

舞台はノルウェー。少数民族サーミ人が暮らす北部。夏の間は真夜中でも日が沈まない極北の地。ダークなヴェールの内側で、暴力と愛と信仰が語られ、ストーリーはある種の緊張感を持ちながら意表をついた展開を見せる。

『その雪と血を』にも通じる若干の緩さだったり抜け感はそのままに、見えない緊迫感の上でバランスを取ろうとする主人公の立ち位置が印象に残ったかな。さくっと読める死と再生と、そして<覚悟>の物語。
2 Comments
09.09.2018 URL [edit] 

さっくと読まれた割りにはなかなか広告が終わらず、お忙しそう。

がる@管理人09.10.2018 URL [edit] 

スミマセン。管理人のくせに「広告がうざいなー」とずっと思ってました。。

平日はネットニュースの視聴と海外ドラマの録画を見て終わり。
週末は用事を済ませて読書をしたら終わり。
そんなこんなでPCを開く時間がなくなってしまう──
というのは言い訳で、もっと上手な時間の使い方をしないと! とは思っているのですが、やること増える→ますます億劫になる、の悪循環を繰り返してます。

返信コメは職場のPCから入力してるので楽チンなのですが、blogの更新ともなるとそうもいかず…。

頑張りまーす(泣

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